2月11日に開幕するアジア団体選手権(フィリピン・マニラ)は、開催国のフィリピン政府が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、中国、香港などからの入国を禁止する措置をとった影響により、今大会参戦予定だった中国と香港が欠場。男子はこの2カ国が同じグループリーグだったことから組み合わせの再抽選を行ない、日本はタイとの対戦が決定した(最初は韓国、カザフスタンと同組)。なお、女子は出場辞退のインドを含めた3カ国が欠場。その3カ国は最初の抽選で各リーグに分かれていたため、再抽選は行なわれていない。
【男子】
▼グループA/インドネシア、韓国
▼グループB/インド、マレーシア、カザフスタン
▼グループC/台湾、シンガポール、フィリピン
▼グループD/日本、タイ
※日本男子は12日にタイと対戦
【女子】
▼グループW/日本、マレーシア
▼グループX/韓国、カザフスタン
▼グループY/タイ、インドネシア、フィリピン
▼グループZ/台湾、シンガポール
※日本女子は13日にマレーシアと対戦
第2シードの日本男子は前回と同じグループDとなり、タイと同組になった。グループDは2チームのみため、決勝トーナメント進出はほぼ確定。12日にタイと対戦し、勝てば1位通過で決勝トーナメントに進むことになる。
今大会第1シードの女子は、グループWでマレーシアと対戦。試合は13日に行なわれる。女子は同組に入っていた香港が欠場となったため、日本とマレーシアの2チームでリーグ戦を戦うことになった。
アジア団体選手権は、5月16日〜24日までデンマーク・オーフスで開催される世界国・地域別団体戦トマス杯・ユーバー杯の出場権を手にすることができる大会。試合は男女ともにシングルス3、ダブルス2の合計5試合の結果で勝敗が決まる。4つあるグループリーグの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、上位4チームにはト杯ユ杯の出場資格が与えられる。
■日本代表の派遣選手
【日本男子】
西本拳太(トナミ運輸)
常山幹太(トナミ運輸)
渡邉航貴(日本ユニシス)
奈良岡功大(浪岡高3年)
遠藤大由(日本ユニシス)
保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)
古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)
【女子】
山口茜(再春館製薬所)
大堀彩(トナミ運輸)
髙橋沙也加(日本ユニシス)
郡司莉子(八代白百合学園高2年)
松本麻佑/永原和可那(北都銀行)
福島由紀/廣田彩花(アメリカンベイプ岐阜)
志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)
18年大会の結果はこちら
16年大会の決勝結果はこちら
文/バドミントン・マガジン編集部