2月8日、男子シングルス日本代表の桃田賢斗が「右眼眼窩底(がんかてい)骨折」の手術を行ない、無事に終了したことを桃田が所属するNTT東日本が発表した。
NTT東日本によると、3日から始まった日本代表合宿に参加した桃田は、身体の不調を訴え5日に合宿を離脱。7日に精密検査を行なった結果、「右眼眼窩底骨折」と診断され、8日に手術を行なったという。手術はすでに終了し、執刀医の見解では“全治3カ月程度”かかる見通しであることも合わせて発表。桃田は今後、しばらく治療に専念していく。
また、日本バドミントン協会によると、今回の合宿で桃田は他選手とは別メニューの練習をする予定で、4日に練習を開始。しかし、その途中で桃田本人からプレーに違和感を覚えたという申し出があり、練習を中断。専門の病院で再度検査を行なった結果、同骨折が判明した。なお、事故後、桃田の復帰戦とされた3月11日から開幕する全英OP(Super1000・バーミンガム)の出場は取りやめることも、同協会は発表している。
朴柱奉日本代表監督のコメントは以下の通り。
「今回の事は驚いております。先ほど、結果を所属チームから聞いて一安心しております。今後に関しては、手術後の経過を見て決めていく事になると思いますが、焦らず回復に専念してほしいと思います」
文/バドミントン・マガジン編集部