2月11日から16日まで開催されるアジア団体選手権(フィリピン・マニラ)の予選リーグ・組み合わせが、1月29日に発表された。2年ごとに行なわれるこの大会は、5月に開催予定の世界国・地域別団体戦のトマス杯・ユーバー杯(デンマーク・オーフス/5月16〜24日)の出場権も得られるため、各国のトップ選手も参戦する。ここでは、男子の予選リーグ組み合わせを紹介しよう。
女子の組み合わせはこちら
18年大会の結果はこちら
16年大会の決勝結果はこちら
【男子団体】
▼グループA
インドネシア、インド、フィリピン
▼グループB
中国、タイ、香港
▼グループC
台湾、マレーシア、シンガポール
▼グループD
日本、韓国、カザフスタン
※赤字はシード国
アジア団体選手権の試合形式は、ト杯ユ杯と同じく3シングルス、2ダブルスで実施。各リーグの上位2チームが決勝トーナメントに進出することができ、優勝チームを含む上位4チームに、トマス杯・ユーバー杯の出場権が与えられる。今大会で第2シードの日本男子はグループDに入り、抽選の結果、韓国、カザフスタンと予選リーグを戦うことが決定した。
日本男子は2016年に準優勝を飾ったものの、前回の18年大会は準々決勝でインドネシアに敗れてベスト8に終わっている。今大会、日本は男子シングルスの絶対エース、桃田賢斗を欠くものの、世界ランキング20位以内の西本拳太、常山幹太、男子ダブルスでトップ10に入る園田啓悟/嘉村健士、遠藤大由/渡辺勇大らをポイント源に優勝をねらう。なお、メンバーには、今季日本A代表に初選出された渡邉航貴や、代表復帰を果たした奈良岡功大ら、次世代のホープも選出されている。
第1シードのインドネシアは、ギデオン/スカムルヨ、セティアワン/アッサン、アンソニー・S・ギンティン、ジョナタン・クリスティなどが出場予定。第3/4シードの台湾も周天成(チョウ・ティエンチェン)や王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リー・ヤン)などが参戦する。一方、中国は世界ランク上位選手はメンバー登録されておらず、若手選手を中心に上位進出をねらう。
【日本男子】
西本拳太(トナミ運輸)
常山幹太(トナミ運輸)
渡邉航貴(日本ユニシス)
奈良岡功大(浪岡高3年)
遠藤大由(日本ユニシス)
保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)
古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)
※渡辺勇大は出場を取りやめ
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images