1月26日に開催されたBWFワールドツアー・タイマスターズ(バンコク/Super300)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。
日本はA代表の2選手が決勝に進出した。女子シングルスは、山口茜(上写真)が韓国のホープ、アン・セヨン(韓国)と対戦。昨季2連敗を喫した相手に対して、山口は第1ゲーム21-16で先制ポイントをつかむ。第2ゲームでは、8連続失点などで一時は9-14とされた山口だったが、ここからじわじわと追い上げて19-16と逆転に成功。諦めないアン・セヨンに終盤20オールに持ち込まれたが、最後は山口が2連取して22-20で勝利。山口が昨年7月のジャパンOP(Super750)以来の優勝を飾った。
男子シングルス決勝のコートに立った西本拳太は、香港のエース、伍家朗(ン・カロン)と激突。昨年のドイツOP(Super300)準優勝以来の決勝となった西本は、第1ゲーム21-16で先制する。優勝に王手をかけた西本だったが、第2ゲームを13-21で落とすと、最終ゲームも連続失点を許して12-21で敗戦。優勝は逃したものの、久々の好成績をつかみ大会を終えている。
女子ダブルスは、中国の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)が、韓国の鄭景銀(ジュン・キュンユン)/ベク・ハナを2−1で下して、今季初優勝。男子ダブルスはマレーシアのテオ・イーイ/オン・イーシン、混合ダブルスはエリス/スミス(イングランド)が制している。
決勝戦の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
伍家朗(香港)②〔16−21、21−13、21−12〕1●西本拳太60分
【女子シングルス】
山口茜②〔21−16、22−20〕0●アン・セヨン(韓国)50分
【男子ダブルス】
テオEY/オンYS(マレーシア)②〔18−21、21−17、21−17〕1●劉成/黄凱祥(中国)72分
【女子ダブルス】
陳清晨/賈一凡(中国)②〔17−21、21−17、21−15〕1●鄭景銀/ベク・ハナ(韓国)86分
【混合ダブルス】
エリス/スミス(イングランド)②〔21−16、13−21、21−16〕1●ファイザル/ウィジャヤ(インドネシア)64分
文/バドミントン・マガジン編集部