1月21日に開幕したBWFワールドツアー・タイマスターズ(バンコク/Super300)は、大会4日目に各種目準々決勝が行なわれた。日本からは協会派遣のB代表選手らに加え、A代表選手も自費参加で出場。他の強豪国からも世界トップランカーが多数参戦しており、Super300のランクの大会ながらレベルの高い争いが繰り広げられている。
日本勢は女子シングルスで山口茜、髙橋沙也加、大堀彩の3選手が準々決勝に勝ち進み、山口と大堀が準決勝へとコマを進めた。大堀は世界ランク上位のラチャノック・インタノン(タイ)との対戦となったが、強敵を2−1で撃破。男子シングルスでは、西本拳太が中国の若手選手を第2ゲームでデュースにもつれながら、この戦いをなんとか切り抜けてベスト4に勝ち進んだ。
男子ダブルスは保木卓朗/小林優吾と古賀輝/齋藤太一の2ペアが準々決勝に進出したが、保木/小林はマレーシアペアに、古賀/齋藤は中国ペアに屈して上位進出はならず。なお、女子ダブルス、混合ダブルスは前日の2回戦で敗れている。
準々決勝の結果、日本選手の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
▼準々決勝
西本拳太②〔21−11、22−20〕0●趙俊鵬(中国)42分
クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−10、21−17〕0●スッパニュ・アビヒンサンオン(タイ)43分
伍家朗(香港)②〔21−16、13−21、21−11〕1●許侊熙(韓国)46分
石宇奇(中国)②〔21−19、21−15〕0●シサル・ヒレン・ラスタビト(インドネシア)38分
▼準決勝
西本拳太 − クンラビット・ビティサラン(タイ)
石宇奇(中国) − 伍家朗(香港)
▼日本選手の結果
常山幹太…2回戦進出
渡邉航貴…2回戦進出
奈良岡功大…1回戦敗退
【女子シングルス】
▼準々決勝
山口茜②〔25−23、21−14〕0●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)35分
キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔21−9、21−16〕0●髙橋沙也加41分
大堀彩②〔16−21、21−17、21−11〕1●ラチャノック・インタノン(タイ)71分
アン・セヨン(韓国)②〔21−11、21−12〕0●チー・シュエフェイ(フランス)35分
▼準決勝
大堀彩 – アン・セヨン(韓国)
山口茜 – キャロリーナ・マリーン(スペイン)
【男子ダブルス】
▼準々決勝
ゴーVS/タンWK(マレーシア)②〔21−13、16−21、21−15〕1●ラングリッジ/エリス(イングランド)62分
テオEY/オンYS(マレーシア)②〔21−15、21−17〕0●保木卓朗/小林優吾38分
劉成/黄凱祥(中国)②〔21−18、14−21、22−20〕1●古賀輝/齋藤太一77分
李哲輝/楊博軒(台湾)②〔21−8、21−11〕0●楊銘諾/張德正(香港)20分
▼準決勝
ゴーSH/ライSJ(マレーシア) − 劉成/黄凱祥(中国)
李哲輝/楊博軒(台湾) − テオEY/オンYS(マレーシア)
▼日本選手の結果
竹内義憲/松居圭一郎…2回戦進出
岡村洋輝/小野寺雅之…1回戦敗退
金子真大/久保田友之祐…1回戦敗退
【女子ダブルス】
▼準々決勝
張藝娜/金慧麟(韓国)②〔21−19、21−14〕0●李紹希/申昇瓚(韓国)45分
鄭景銀/ベク(韓国)②〔21−12、21−15〕0●フー/ヤップCM(マレーシア)47分
金昭英/孔熙容(韓国)②〔22−20、15−21、21−14〕1●鄭雨/李汶妹(中国)69分
陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−16、21−16〕0●李茵暉/杜玥(中国)33分
▼準決勝
陳清晨/賈一凡(中国) − 金昭英/孔熙容(韓国)
張藝娜/金慧麟(韓国) − 鄭景銀/ベク(韓国)
▼日本選手の結果
志田千陽/松山奈未…2回戦進出
星千智/松田蒼…1回戦敗退
【混合ダブルス】
▼準々決勝
タンKM/ライPJ(マレーシア)②〔21−16、21−9〕0●ノアー/トゥーグセン(デンマーク)35分
エリス/スミス(イングランド)②〔14−21、21−10、21−7〕1●催率圭/申昇瓚(韓国)49分
ゴーSH/ライSJ(マレーシア)②〔23−21、21−17〕0●楊銘諾/吳芷柔(香港)42分42分
ファイザル/ウィジャヤ(インドネシア)②〔21−19、21−18〕0●マウラナ/バンダソ(インドネシア)30分
▼準決勝
タンKM/ライPJ(マレーシア) − ファイザル/ウィジャヤ(インドネシア)
ゴーSH/ライSJ(マレーシア) − エリス/スミス(イングランド)
▼日本選手の結果
山下恭平/篠谷菜留…2回戦進出
文/バドミントン・マガジン編集部