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【世界ランキング2020】桃田賢斗は首位をがっちりキープ。奥原希望、山口茜も上位を譲らず!<男女シングルス>

1月21日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。マレーシアマスターズ(Super500)、インドネシアマスターズ(Super500)の東南アジア遠征を終えた日本勢の順位変動と展望を含めて、男女シングルスのランキングを紹介する。

【男子シングルス】

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桃田賢斗(上写真)が11万ポイント超えで1位を独走。2位の周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)は変わらず、マレーシアマスターズ決勝で桃田と優勝を争ったビクター・アクセルセン(デンマーク)が、一つ順位を上げて3位に浮上した。4位は諶龍(チェン・ロン/中国)、5位はアンソニー・S・ギンティン(インドネシア)が続く。昨年7月に負った左足首のケガの影響で不調が続く石宇奇(シー・ユーチー/中国)は、インドネシアとマレーシアの2大会でベスト8に進出。下降していた順位を留め、8位につけている。

10位以内の選手を国・地域別に見ると、日本=2人(桃田、常山幹太=10位)、中国=2人、デンマーク=2人、インドネシア=2人、台湾と香港が、それぞれ1人。桃田、常山に続く日本勢3番手は、16位の西本拳太だ。

今季よりA代表入りした渡邉航貴(43位)、B代表入りした奈良岡功大(44位)は順位が変わらず。7番手につけていた古賀穂は、7ランクダウンの95位に後退。五十嵐優(93位)が7番手に浮上した。古賀の後ろには、100位の下農走が644ポイント差で迫っている。

インドネシアマスターズ決勝を争ったアンソニー・S・ギンティン(右)とアンダース・アントンセン(デンマーク)もトップ10をしっかりキープ

【女子シングルス】

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9万ポイント台の陳雨菲(上写真・右/チェン・ユーフェイ/中国)、戴資穎(上写真・左/タイ・ツーイン/台湾)が1、2位をキープ。山口茜、奥原希望が8万ポイント台で続く。山口と奥原の差は、1464ポイントだ。5位にはラチャノック・インタノン(タイ)、6位はプサルラ・V.シンドゥ(インド)が並ぶ。

日本勢3番手の髙橋沙也加は、3ランクアップの11位に浮上。インドネシアマスターズでは8強入りを果たしており、この好調ぶりをしっかり維持したい。

B代表の若手も好調だ。エストニア国際(IS)、スウェーデンOP(IS)の2大会で連続優勝を飾った仁平菜月は、12ランクアップの54位、その2大会で仁平と決勝を争った大家夏稀が、13ランクアップの70位と、一気に順位を上げている。

日本勢3番手の髙橋沙也加も順位を上げてトップ10に迫っている

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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