1月17日、マレーシア・クアラルンプールでの交通事故に巻き込まれた桃田賢斗が、所属チームのNTT東日本を通して、コメントを発表した。
桃田のコメントは以下の通り。
「応援いただいているファンのみなさま、マレーシア政府や日本バドミントン協会をはじめとした関係者のみなさま、この度はご心配をおかけしましたが、幸いにも日本帰国後の精密検査でも異常が見当たらず本日退院することになりました。事故後、多くのご支援をいただき本当にありがとうございました。
また、あらためまして、今回の事故で亡くなられた運転手の方のご冥福をお祈りいたします。当面は静養することになりますが、心身の回復に努め、1 日も早く元気なプレーをお見せし、支えてくださっているみなさまに恩返しをしていきたいと考えています。今後とも応援いただけると幸いです」
事故は1月13日の早朝、宿泊先のホテルからクアラルンプール国際空港に移動中だった車が、前を走るトラックに衝突。地元の運転手が死亡、同乗していた桃田賢斗、平山優コーチ(日本ユニシス)、帯同スタッフの森本哲史氏(UDN SPORTS)、大会技術スタッフら4名が負傷し、現地の病院に搬送された。4名はそれぞれ裂傷や骨折などのケガを負ったものの、命に別状になく、日本人3名は1月15日に帰国していた。
桃田は帰国後、NTT 東日本関東病院で精密検査を行ない、検査の結果「身体面に異常なし」との診断を受け、1 月17 日に退院をしている。なお、退院後はしばらく静養をする予定で、今後の復帰に関するスケジュールは未定と発表されている。
取材・写真/バドミントン・マガジン編集部(コメントはNTT東日本のリリースから抜粋)