1月16日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(ジャカルタ/Super500)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
2回戦に進出した日本勢は、上位をめざすライバルたちを相手に苦しい結果が続いた。女子シングルスは髙橋沙也加が、2019年世界女王のプサルラ・V.シンドゥ(インド)を2−1で下し準々決勝進出を決めたものの、奥原希望、山口茜の日本トップ2は敗戦。奥原はキャロリーナ・マリーン(スペイン)に0−2で、山口は中国の若手選手にファイナルゲーム24-26で敗れている。
女子ダブルスでは、志田千陽/松山奈未が再び金星を獲得。相手は世界ランク1位で、前週のマレーシアマスターズでも勝利をつかんだ陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)。第1ゲームを制した志田/松山は、第2ゲームを奪われたあとの最終ゲームを21-19の接戦で勝利し、ベスト8入りを決めた。また、髙橋礼華/松友美佐紀がマレーシアペアに2−0で快勝したものの、福島由紀/廣田彩花はデンマークペアに1−2で黒星を喫して2回戦敗退。松本麻佑/永原和可那も韓国ペアに0−2で敗れている。
男子シングルスの西本拳太は、デンマークのアンダース・アントンセンとファイナル勝負にもつれた試合に敗れ、準々決勝進出はならなかった。
2回戦の結果、準々決勝の対戦カードは以下の通り。
■2回戦の結果(1月16日)
【男子シングルス】
西本拳太●1〔21−23、21−4、13−21〕②アンダース・アントンセン(デンマーク)70分
【女子シングルス】
奥原希望●0〔13−21、15−21〕②キャロリーナ・マリーン(スペイン)49分
髙橋沙也加②〔16−21、21−16、21−19〕1●プサルラ・V.シンドゥ(インド)66分
山口茜●1〔21−17、11−21、24−26〕②王祉怡(中国)67分
【女子ダブルス】
志田千陽/松山奈未②〔21−14、11−21、21−19〕1●陳清晨/賈一凡(中国)60分
松本麻佑/永原和可那●0〔18−21、20−22〕②張藝娜/金慧麟(韓国)44分
福島由紀/廣田彩花●1〔21−18、21−23、10−21〕②フォウガード/トゥーグセン(デンマーク)71分
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−16、21−12〕0●チョウMK/リーMK(マレーシア)
■準々決勝の対戦カード(1月17日)
【男子シングルス】
石宇奇(中国) − 李卓耀(香港)
アンダース・アントンセン(デンマーク) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
黄宇翔(中国) − アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)
ビクター・アクセルセン(デンマーク) − 趙俊鵬(中国)
【女子シングルス】
キャロリーナ・マリーン(スペイン) − アン・セヨン(韓国)
ラチャノック・インタノン(タイ) − ミッシェル・リー(カナダ)
何冰嬌(中国) − ベイウェン・ツァン(アメリカ)
髙橋沙也加 − 王祉怡(中国)
【男子ダブルス】
王齊麟/李洋(台湾) − セティアワン/アッサン(インドネシア)
アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − アストルップ/ラスムセン(デンマーク)
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) − ゴー/イズッディン(マレーシア)
A・チア/ソーWY(マレーシア) − オン/テオ(マレーシア)
【女子ダブルス】
志田千陽/松山奈未 – ポリイ/ラハユ(インドネシア)
フォウガード/トゥーグセン(デンマーク) − サプシリー/プティタ(タイ)
張藝娜/金慧麟(韓国) − 金昭英/孔熙容(韓国)
髙橋礼華/松友美佐紀 − 李紹希/申昇瓚(韓国)
【混合ダブルス】
鄭思維/黄雅瓊(中国) − チャンPS/ゴーLY(マレーシア)
ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア) − ジケル/デリュー(フランス)
王懿律/黄東萍(中国) − C・アドコック/G・アドコック(イングランド)
タンKM/ライPJ(マレーシア) − 高成炫/嚴惠媛(韓国)
文/バドミントン・マガジン編集部写真/BADMINTONPHOTO