12月13日にBWFワールドツアーファイナルズ2019(中国・広州)3日目が開催された。ここでは、予選リーグ第3戦を終えた選手たちのコメントを紹介する。
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【男子ダブルス】
遠藤大由(手前)/渡辺勇大(3勝0敗)
予選リーグ第3戦:遠藤/渡辺は21−12、21−11で李俊慧/劉雨辰(中国)に勝利!決勝トーナメント進出が決定!
遠藤「あんなに迫力のある選手は少ないですし、本当に恐ろしいほどプレッシャーをかけてきましたが、それを受け止めて楽しむことができたかなと思います。しっかりと気持ちを持ってレシーブができていることが大きいです。相手は、連続攻撃になるとすごく強いので、その場合は、相手の位置に関係なく打つコースを決めておくことも必要かなと思います」
渡辺「集中力を高く保ち続けられていることが(好結果の)要因だと思いますし、最後まで諦めずにラッキーなポイントでも拾っていくことで相手は嫌がりますし、こっちはリズムをつかみやすくなる。そういうところがあったと思います。この3勝は、自信になりますし、今回は(五輪レースにおいて)重要な大会なので、1位通過は意味があると思います」
園田啓悟(左)/嘉村健士(0勝3敗)
予選リーグ第3戦:は園田啓悟/嘉村健士16−21、17−21でギデオン/スカムルヨ(インドネシア)に敗戦。決勝トーナメント進出はならず。
園田「1月から、絶対にファイナルズに出ようと思ってやってきた中で、グループリーグ3連敗は“悔しい”の一言。シャトルがあまり飛ばない体育館なので、もっと我慢強く打ち続けて、沈める球を入れられればよかったかなと思います」
嘉村「2−0で勝てば突破のチャンスがある中、1ゲーム目は簡単なミスをしてはいけないと思っていたのに、中盤まで競った後、簡単なミスが出て流れが悪くなってしまいました。五輪もグループリーグと決勝トーナメントの形なので、グループリーグの戦い方は学ばないといけない。失ってはいけないゲームの場合、打って決まればいいですが、ミスになる可能性もあるという戦い方では不利。そういうところで、頭を使えないといけないなと思います」
取材/平野貴也 構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO