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【S/Jリーグ2019】日本ユニシスが北都銀行との直接対決を制す!<女子>

12月7日に『JTB S/Jリーグ2019』が開催。この日は秋田・由利本荘、神奈川・大和市、福岡・久留米市の3会場で行なわれた。ここでは女子のダイジェストをお伝えする。

【Jブロック】

2勝同士の対決となった日本ユニシスと北都銀行の一戦。ともに日本代表を擁する強豪チームだが、ブロック1位に大きく前進したのは日本ユニシスだった。

第1ダブルスは髙橋礼華/松友美佐紀を起用した日本ユニシスに対し、北都銀行も先日の全日本総合で優勝を果たした松本麻佑/永原和可那で勝負に出る。その総合では、松本/永原が準決勝で髙橋/松友を2−0で下しているが、ここで意地を見せたのは髙橋/松友だった。第1ゲームを21-18で先制すると、第2ゲームは地元開催で負けられない松本/永原が19本で奪い返す。勝負はファイナルゲームに持ち越されると、これを制したのが髙橋/松友。21-18で女王の松本/永原を退け、チームに大きな1勝をもたらした。

続くシングルスで勝負を決めたかった日本ユニシスだが、北都銀行も底力を発揮する。総合4強のユニシス・髙橋沙也加に対して、北都銀行のエース・川上紗恵奈が勝利をもぎとる。第1ゲームを13本、第2ゲームは21-18で髙橋を抑え、地元秋田での逆転勝利に望みをつなげた。

第2ダブルスは、日本B代表の星千智/松田蒼に対して、北都銀行は浦谷夏未/田中志穂で勝負に出る。第1ゲームは総合ベスト8の星/松田が奪って見せたものの、続く第2ゲームは浦谷/田中が21-19で競り勝ち、ファイナル勝負に突入。譲れない戦いを制したのは星/松田。最後は21-14で封じて、日本ユニシスが2−1で白星をつかみ、リーグ戦3連勝を飾った。

■Jブロック(秋田・由利本荘総合防災公園ナイスアリーナ)

日本ユニシス(3勝0敗)2−1北都銀行(2勝1敗)

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−18、19−21、21−18〕1●松本麻佑/永原和可那

髙橋沙也加●0〔13−21、18−21〕②川上紗恵奈

星千智/松田蒼②〔21−16、19−21、21−14〕1●浦谷夏未/田中志穂

【Sブロック】

いまだ勝ち星のない山陰合同銀行と広島ガスの対戦は、山陰合同銀行が貴重な1勝をつかんだ。第1ダブルスを奪ったのは山陰合同銀行。福万尚子/久後あすみが平井亜紀/山藤千彩を2−0で退けると、続くシングルスの漆﨑真子も、広島ガスの下田菜都美を2−0で抑えて連勝。チームの白星を決めた山陰合同銀行は、第2ダブルスも制して3−0のストレート勝利。広島ガスを下し、リーグ初勝利を手にしている。

■Sブロック(大和スポーツセンター体育館)

山陰合同銀行(1勝2敗)3−0 広島ガス(0勝3敗)

福万尚子/久後あすみ②〔22−20、21−10〕0●平井亜紀/山藤千彩

漆﨑真子②〔21−16、21−10〕0●下田菜都美

横山めぐみ/横山恵里香②〔21−14、21−10〕0●江藤理恵/小田菜摘

【Sブロック】

開幕節でアメリカンベイプ岐阜に黒星を喫している再春館製薬所は、そのアメリカンベイプ岐阜に勝利している七十七銀行と激突した。再春館は先日の全日本総合・女子ダブルスでベスト4に入った志田千陽/松山奈未を第1ダブルスに、シングルスには山口茜を起用して必勝態勢で臨むと、単複のエースがその役割を果たした。志田/松山は七十七銀行の河崎綾佳/毛利未佳を17本、12本で退けると、山口は樋口奈津樹に対して第1ゲームこそ失う展開となったが、その後の第2・3ゲームを制して勝利。第2ダブルスも白星をつかんだ再春館が、リーグ戦2勝目を手にしている。

■Sブロック(福岡・久留米総合スポーツセンター・久留米アリーナ)

再春館製薬所(2勝1敗)3−0 七十七銀行(1勝2敗)

志田千陽/松山奈未②〔21−17、21−12〕0●河崎綾佳/毛利未佳

山口茜②〔18−21、21−16、21−10〕1●樋口奈津樹

仲井由希乃/福本真恵七②〔17−21、21−18、21−14〕1●杉野文保/重信萌夏

文/バドミントン・マガジン編集部

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