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【全日本総合2019】女子はA代表が順当に勝利!古賀穂、奈良岡功大が準々決勝へ!<2回戦・男女シングルス>

11月28日に開催された第73回全日本総合選手権(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)3日目は、各種目の2回戦が行なわれた。5コート展開で行なわれた2回戦は、各種目の上位候補が敗れるなどの波乱もあった。ここでは男女シングルスのダイジェストを紹介しよう。

【男子シングルス】

この日は将来の日本を背負って立つホープ同士の対決が多く見られた。

日本B代表の古賀穂(NTT東日本/上写真)と、日本代表復帰をねらう小野寺裕介(日本ユニシス)の対決は、古賀が2−0で下して準々決勝進出を決めた。2人は前回の総合2回戦でも対戦しており、このときは小野寺が勝ってベスト8入りとしたが、今回は古賀がリベンジ。準々決勝に進んでいる。

また、同じくB代表の五十嵐優(日本ユニシス)と、今年のアジア学生王者・大林拓真(早稲田大)との勝負は、五十嵐がファイナルゲームにもつれた接戦を最後15本で制して準々決勝へ。このほか、B代表の下農走(トナミ運輸)とインターハイ王者の奈良岡功大(浪岡高)の勝負は、奈良岡が14本、14本で白星を奪いベスト8進出。ベテラン・古財和輝(龍谷大職員)とホープ・渡邉航貴(日本ユニシス)との一番は、古財が老獪な試合運びで勝利を飾り、準々決勝進出を決めている。

A代表の桃田賢斗(NTT東日本)、西本拳太、常山幹太(ともにトナミ運輸)、そして坂井一将(金沢学院クラブ)の4選手も順当に準々決勝へと駒を進めた。

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【女子シングルス】

強豪がひしめく女子シングルスの2回戦では、山口茜(再春館製薬所)、奥原希望(太陽ホールディングス)、大堀彩(トナミ運輸/上写真)、髙橋沙也加(日本ユニシス)のA代表4選手がベスト8入りを決めた。

全日本社会人優勝の下田菜都美(広島ガス)と対戦した奥原は、第1ゲームを21-14で制すと、第2ゲームも10本に封じて快勝。4年ぶりの優勝に向けて、弾みのつく勝利をつかんだ。大堀も、高校生ながら単複で2回戦へと勝ち上がっている髙橋美優(青森山田高)の挑戦を、16本、13本で退け、代表の貫禄で準々決勝へ。総合初優勝をねらう髙橋沙は、8月の秋田マスターズ準優勝(Super100)の鈴木温子(アメリカンベイプ岐阜)を2−0で下している。

前日の1回戦で大学女王を退けて2回戦に進出した郡司莉子(八代白百合学園高)は、“あこがれの存在”という女王・山口と対戦。第1ゲームを22-20で先制したのは郡司だったが、第2ゲーム以降は落ち着いた球まわしでポイントを重ねた山口が逆転に成功。ファイナルゲームを15本で勝利した山口が、新鋭の挑戦をはねのけて8強入りを決めた。

このほか、齋藤栞(ACT SAIKYO)と髙橋明日香(ヨネックス)の好カードは、予選から勝ち上がってきた髙橋明が2−1で白星をつかみ2回戦を突破。B代表の川上紗恵奈と仁平菜月(トナミ運輸)との勝負は、2−0で退けた仁平に軍配が上がっている。三谷美菜津と大家夏稀のNTT東日本対決は、後輩の大家が総合優勝の実績がある三谷を2−1で制し、準々決勝に進出している。

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【選手コメント】

3日目(11月28日)

ダイジェスト・シングルス

ダイジェスト・ダブルス

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注目試合1(山口)注目試合2(奈良岡)

2日目(11月27日)

ダイジェスト・シングルス

ダイジェスト・ダブルス

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注目試合1(川島&齋藤夏)注目試合2(郡司)

初日(11月26日)

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記者会見(11月25日)

桃田賢斗、園田啓悟、嘉村健士のコメントはこちら

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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