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【香港OP2019】遠藤&渡辺が世界ランク1位を撃破!山口茜もベスト4進出!<準々決勝結果>

11月15日に開催されたBWFワールドツアー・香港OP(Super500)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。

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この日のハイライトは、男子ダブルスに登場した遠藤大由(上写真・左)/渡辺勇大。世界ランク1位のギデオン/スカムルヨ(インドネシア)との対戦だったが、強敵を相手にファイナル勝負を演じ見事2−1で撃破した。

遠藤/渡辺は第1ゲームこそ16-21で奪われたが、第2ゲームを21-14で制して1−1のイーブンに持ち込む。今季はギデオン/スカムルヨに対し、アジア選手権とタイOP(Super500)で連勝している遠藤/渡辺は、ファイナルゲームでも接戦を展開。8オールから10-16とリードを許したものの、ここから4連続得点などで19オール。先にマッチポイントをつかまれたが、再び底力を発揮した遠藤/渡辺が22-20で逆転に成功し、ベスト4進出を決めた。

女子シングルスは、奥原希望と山口茜(上写真)が準々決勝に挑んだ。福州中国OPで準優勝の奥原は、タイのエースラチャノック・インタノンと激突。第1ゲームを14-21で落とした奥原は、第2ゲームで16-17と接戦に持ち込んだが、最後はインタノンに振り切られて0−2で敗戦。準決勝進出はならなかった。一方、山口茜も同じくタイ選手と対戦。夏以降、不安定な結果が続く山口だったが、この日は第1ゲームを失う展開も、第2ゲーム、最終ゲームを取り返して逆転勝ち。ベスト4進出を決めている。

2ペアが勝ち残った女子ダブルスは、髙橋礼華/松友美佐紀が韓国ペアに77分の激戦の末に敗戦。松本麻佑/永原和可那は、中国の李茵暉(リ・インフイ)/杜玥(ドゥ・ユエ)を19本、18本で制して準決勝進出を決めている。

混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗が2−0で勝利を飾り、福州中国OPに続き2大会連続でベスト4入り。金子祐樹/松友美佐紀はインドネシアのファイザル/ウィジャジャに13本、14本で敗れベスト8に終わった。

準々決勝の結果、準決勝の対戦カードは以下の通り。

▼準々決勝(11月15日)

【男子シングルス】

スリカンス・キダムビ(インド)○〔21−13、キケン〕●諶龍(中国)15分

李卓耀(香港)②〔21−14、21−19〕0●ビクター・アクセルセン(デンマーク)38分

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−15、21−13〕0●アンダース・アントンセン(デンマーク)49分

アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)②〔8−21、21−19、21−13〕1●周天成(台湾)70分

【女子シングルス】

ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−14、21−19〕0●奥原希望43分

ベイウェン・ツァン(アメリカ)②〔21−17、21−17〕0●ルセルリ・ハルタワン(インドネシア)37分

山口茜②〔9−21、21−17、21−15〕1●ブサナン・ンバルンパン(タイ)55分

陳雨菲(中国)②〔16−19、21−9、21−15〕1●何冰嬌(中国)63分

【男子ダブルス】

セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔21−11、21−11〕0●ボー/ピーターセン(デンマーク)27分

李俊慧/劉雨辰(中国)②〔21−17、19−21、23−21〕1●A・チア/ソーWY(マレーシア)56分

遠藤大由/渡辺勇大②〔16−21、21−14、22−20〕1●ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)55分

催率圭/徐承宰(韓国)②〔21−13、21−19〕0●オンYS/テオEY(マレーシア)34分

【女子ダブルス】

張藝娜/金慧麟(韓国)②〔17−21、21−14、21−17〕1●髙橋礼華/松友美佐紀77分

陳清晨/賈一凡(中国)②〔22−20、21−18〕0●フォウガード/トゥーグセン(デンマーク)48分

鄭景銀/ベク・ハナ(韓国)②〔21−17、21−7〕0●李紹希/申昇瓚(韓国)46分

松本麻佑/永原和可那②〔21−19、21−18〕0●李茵暉/杜玥(中国)57分

1時間を超える激戦に破れた髙橋礼華(左)/松友美佐紀

【混合ダブルス】

何濟庭/杜玥(中国)②〔21−17、21−17〕0●鄧俊文/謝影雪(香港)43分

ゴーSH/ライSJ(マレーシア)②〔16−21、23−21、21−12〕1●デチャポル/サプシリー(タイ)67分

ファイザル/ウィジャジャ(インドネシア)②〔21−13、21−14〕0●金子祐樹/松友美佐紀31分

渡辺勇大/東野有紗②〔21−18、21−19〕0●徐承宰/蔡侑玎(韓国)42分

▼準決勝(11月16日)

【男子シングルス】

アンソニー・S・ギンティン(インドネシア) ― ジョナタン・クリスティ(インドネシア)

スリカンス・キダムビ(インド) ― 李卓耀(香港)

【女子シングルス】

陳雨菲(中国) ― ベイウェン・ツァン(アメリカ)

山口茜 ― ラチャノック・インタノン(タイ)

【男子ダブルス】

李俊慧/劉雨辰(中国) ― セティアワン/アッサン(インドネシア)

遠藤大由/渡辺勇大 ― 催率圭/徐承宰(韓国)

【女子ダブルス】

陳清晨/賈一凡(中国) ― 鄭景銀/ベク・ハナ(韓国)

松本麻佑/永原和可那 ー 張藝娜/金慧麟(韓国)

【混合ダブルス】

何濟庭/杜玥(中国) ― ゴーSH/ライSJ(マレーシア)

渡辺勇大/東野有紗 ― ファイザル/ウィジャジャ(インドネシア)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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