10月18日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークOP(オデンセ/Super750)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
3日目の結果はこちら
4種目で準々決勝に勝ち進んだ日本勢。男子シングルスは桃田賢斗(上写真)が登場。デンマークの若手選手、ラスムス・ゲンクを相手に第1ゲームを奪った桃田だったが、第2ゲームは21-23で落とした。しかし、ファイナルゲームは世界王者の貫禄でしっかり相手を封じ、21-13で勝利。準決勝に進出した。
女子ダブルスは松本麻佑/永原和可那、福島由紀/廣田彩花(上写真・左)の2ペアがそれぞれ韓国ペアと対戦。松本/永原は、李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン)を相手に1−1のファイナル勝負に持ち込むと、最後は20オールから2連取して勝利。ベスト4進出を決めた。福島/廣田も、今季急成長を遂げている金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン)との接戦を2−1で下し、準決勝へと勝ち進んでいる。
男子ダブルスも園田啓悟/嘉村健士と遠藤大由/渡辺勇大の2ペアが準々決勝に挑むと、園田/嘉村がインドネシアのアルディアント/アルフィアンを2−0で制してベスト4入り。遠藤/渡辺は、世界王者のセティアワン/アッサン(インドネシア)に15本、14本で屈してベスト8に留まった。
女子シングルスは奥原希望(上写真)がアメリカのベイウェン・ツァンに2−0で快勝したものの、髙橋沙也加は陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)、大堀彩は戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)にそれぞれ0−2で敗れて上位進出はならなかった。
準々決勝の結果、準決勝の対戦カードは以下の通り。
▼準々決勝(10月18日)
【男子シングルス】
桃田賢斗②〔21−14、21−23、21−13〕1●ラスムス・ゲンク(デンマーク)84分
諶龍(中国)②〔21−17、21−17〕0●周天成(台湾)54分
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔24−22、21−12〕0●アンダース・アントンセン(デンマーク)53分
トミー・スギアルト(インドネシア)②〔21−17、21−19〕0●シットヒコム・タンマシン(タイ)46分
【女子シングルス】
キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔18−21、21−19、21−18〕1●アン・セヨン(韓国)80分
陳雨菲(中国)②〔21−9、21−7〕0●髙橋沙也加24分
戴資穎(台湾)②〔21−16、21−12〕0●大堀彩39分
奥原希望②〔21−17、21−8〕0●ベイウェン・ツァン(アメリカ)31分
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士②〔21−15、21−19〕0●アルディアント/アルフィアン(インドネシア)36分
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔21−16、21−14〕0●韓呈愷/周昊東(中国)25分
セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔21−15、21−14〕0●遠藤大由/渡辺勇大27分
盧敬堯/楊博涵(台湾)②〔17−21、21−14、21−14〕1●李俊慧/劉雨辰(中国)50分
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花②〔21−18、18−21、21−18〕1●金昭英/孔熙容(韓国)71分
鄭景銀/ベク・ハナ(韓国)②〔21−13、21−16〕0●サプシリー/プティタ(タイ)45分
陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−16、21−11〕0●張藝娜/金慧麟(韓国)43分
松本麻佑/永原和可那②〔18−21、21−13、22−20〕1●李紹希/申昇瓚(韓国)68分
【混合ダブルス】
徐承宰/蔡侑玎(韓国)②〔21−18、21−18〕0●チャンPS/ゴーLY(マレーシア)46分
ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)②〔18−21、21−13、22−20〕1●鄭思維/黄雅瓊(中国)68分
王懿律/黄東萍(中国)②〔21−13、21−13〕0●何濟庭/杜玥(中国)26分
王齊麟/程琪雅(台湾)②〔21−11、16−21、21−18〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)
▼準決勝(10月19日)
【男子シングルス】
桃田賢斗 ― トミー・スギアルト(インドネシア)
諶龍(中国) ― ビクター・アクセルセン(デンマーク)
【女子シングルス】
戴資穎(台湾) ― 陳雨菲(中国)
奥原希望 ― キャロリーナ・マリーン(スペイン)
【男子ダブルス】
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) ― 盧敬堯/楊博涵(台湾)
園田啓悟/嘉村健士 ― セティアワン/アッサン(インドネシア)
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花 ― 陳清晨/賈一凡(中国)
松本麻佑/永原和可那 ― 鄭景銀/ベク・ハナ(韓国)
【混合ダブルス】
王齊麟/程琪雅(台湾) ― ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)
王懿律/黄東萍(中国) ― 徐承宰/蔡侑玎(韓国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO