10月17日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークOP(オデンセ/Super750)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
3選手が勝ち上がった女子シングルスは、大堀彩(上写真)がタイのラチャノック・インタノンをファイナル勝負の末に破りベスト8進出。髙橋沙也加は韓国の若手選手を、奥原希望も同じく中国の若手選手をそれぞれ2−0で下して準々決勝に勝ち進んだ。
女子ダブルスは福島由紀/廣田彩花、松本麻佑/永原和可那が白星を手にしたものの、櫻本絢子/髙畑祐紀子は、中国の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)にファイナルゲーム16本で敗れて2回戦突破はならなかった。
男子はシングルスの桃田賢斗が、世界選手権銅メダルのサイ・プラニース・B.(インド)に快勝したほか、男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士、遠藤大由(上写真・右)/渡辺勇大も最終ゲームにもつれる戦いを制してベスト8入り。混合ダブルスで唯一勝ち残っていた保木卓朗/永原は、世界王者の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)に第2ゲームでデュースに持ち込む接戦を演じたが、最後は相手に抜け出されて2回戦敗退となった。
日本選手の3日目の結果、準々決勝の対戦カードは以下の通り。
▼2回戦(10月17日)
【男子シングルス】
桃田賢斗②〔21−6、21−14〕0●サイ・プラニース・B.(インド)34分
【女子シングルス】
髙橋沙也加②〔21−16、21−14〕0●キム・ガユン(韓国)34分
奥原希望②〔21−10、21−10〕0●韓悦(中国)33分
大堀彩②〔21−19、12−21、21−15〕1●ラチャノック・インタノン(タイ)61分
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士②〔18−21、21−17、21−19〕1●王齊麟/李洋(台湾)55分
遠藤大由/渡辺勇大②〔19−21、22−20、21−11〕1●ラムスフス/ザイデル(ドイツ)62分
【女子ダブルス】
櫻本絢子/髙畑祐紀子●1〔17−21、21−16、16−21〕②陳清晨/賈一凡(中国)67分
福島由紀/廣田彩花②〔21−18、21−14〕0●ピキ/セイネン(オランダ)37分
松本麻佑/永原和可那②〔21−17、21−15〕0●劉玄炫/夏玉婷(中国)36分
【混合ダブルス】
保木卓朗/永原和可那●0〔15−21、21−23〕②鄭思維/黄雅瓊(中国)32分
▼準々決勝(10月18日)
【男子シングルス】
桃田賢斗 ― ラスムス・ゲンク(デンマーク)
諶龍(中国) ― 周天成(台湾)
ビクター・アクセルセン(デンマーク) ― アンダース・アントンセン(デンマーク)
トミー・スギアルト(インドネシア) ― シットヒコム・タンマシン(タイ)
【女子シングルス】
キャロリーナ・マリーン(スペイン) ― アン・セヨン(韓国)
髙橋沙也加 ― 陳雨菲(中国)
大堀彩 ― 戴資穎(台湾)
奥原希望 ― ベイウェン・ツァン(アメリカ)
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士 ― アルディアント/アルフィアン(インドネシア)
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) ― 韓呈愷/周昊東(中国)
遠藤大由/渡辺勇大 ― セティアワン/アッサン(インドネシア)
李俊慧/劉雨辰(中国) ―盧敬堯/楊博涵(台湾)
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花 ― 金昭英/孔熙容(韓国)
サプシリー/プティタ(タイ) ― 鄭景銀/ベク・ハナ(韓国)
張藝娜/金慧麟(韓国) ― 陳清晨/賈一凡(中国)
松本麻佑/永原和可那 ― 李紹希/申昇瓚(韓国)
【混合ダブルス】
催率圭/徐承宰(韓国) ― チャンPS/ゴーLY(マレーシア)
鄭思維/黄雅瓊(中国) ― ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)
何濟庭/杜玥(中国) ― 王懿律/黄東萍(中国)
王齊麟/程琪雅(台湾) ― 鄧俊文/謝影雪(香港)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO