10月2日に行なわれた世界ジュニア2019(ロシア・カザン)3日目は、団体戦・予選リーグが実施された。
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3連勝の日本は、予選リーグのライバル国とされたインドと対戦。負ければ決勝トーナメント・準々決勝を逃す可能性があった日本は、混合ダブルスを0−2で落としたものの、女子シングルスに登場したIH女王の郡司莉子が、対戦相手を9本、12本で一蹴。男子シングルスの川本拓真は1時間を超すファイナル勝負を制すと、女子ダブルスの鈴木陽向/大澤佳歩(写真左)、男子ダブルスの熊谷翔/藤澤佳史も白星を重ねて日本が4−1勝利。リーグ戦の難敵を退けた若き日本代表が、しっかり1位通過を決めて決勝トーナメントに進出した。
日本は準々決勝でグループF1位の韓国と対戦。勝てば中国VSデンマークの勝者と準決勝を争うことになる。
【グループE】
日本(4勝)4−1インド(3勝1敗)
XD熊谷翔/宮﨑淳美●0〔18−21、18−21〕②I・BHATNAGAR/T・CRASTO33分
WS郡司莉子②〔21−9、21−12〕0●Tasnim・MIR28分
MS川本拓真②〔21−17、17−21、23−21〕1●Meiraba・LUWANG64分
WD鈴木陽向/大澤佳歩②〔21−12、24−22〕0●T・JOLLY/V・VISWANATH SRI36分
MD熊谷翔/藤澤佳史②〔21−16、21−14〕0●M・S・KHWAIRAKPAM/D・S・KONTHOUJAM26分
最終順位①日本(4勝1敗)②インド(3勝1敗)③アメリカ(2勝2敗)④オーストラリア(1勝3敗)⑤アルメニア(4敗)
▼準々決勝
インドネシア ― 香港
タイ ― フランス
日本 ― 韓国
デンマーク ― 中国
【男子】
川本拓真、河村翼(埼玉栄高③)熊谷翔、藤澤佳史(聖ウルスラ学院英智高③)稲光翔太郎(ふたば未来学園高②)内野陽太、柴田拓実(埼玉栄高②)西大輝(乙訓高②)武井凜生(ふたば未来学園高①)
【女子】
鈴木陽向、大澤佳歩、宮﨑淳美(埼玉栄高③)内山智尋(ふたば未来学園高③)栗原あかり(西武台千葉高③)大竹望月(青森山田高③)郡司莉子(八代白百合学園高②)廣上瑠依(ふたば未来学園高②)杉山薫(ふたば未来学園高①)
【団長】長谷川博幸【総監督】友金幸雄【男子コーチ】リー・ワンワー、本多裕樹【女子コーチ】明神憲一、井田貴子【映像分析】萩森涼【トレーナー】竹下ひとみ
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO