9月22日に開催されたBWFワールドツアー・中国OP(常州/Super1000)最終日は、各種目の決勝戦が行なわれた。ここでは、試合を終えた日本選手のコメントを紹介しよう。
選手コメント
(ギンティンに2−1で勝利。同大会で初優勝)
「世界選手権で2連覇して、次の大会で勝つことができたのはすごく自信になりました。風のある体育館でしたが、スピードを上げて勝ちきれたと思います。準決勝の疲れがかなり溜まっていて、1ゲーム目はまったくスピードを上げられなかったですが、2ゲーム目、それでもしぶとく(得点を奪っていけた)。ファイナルゲームも、何点でもいいので勝つことが大事だと思っていました。
昨日(の準決勝)も負け試合からの勝利。今日も本当に苦しい試合でした。ファイナルゲームの19オールで気持ちが引いてしまったけど、なんとか食らいついた。自分らしいねばり強いプレーができたと思います。(ギンティンとは)普段から挨拶するし、この前もインスタ(インスタグラム)でもコメントがきて、自分も返しました。お互いを認め合っていると思うので、これからも2人で高め合っていけたらいいと思います」
髙橋礼華(左)/松友美佐紀
(陳清晨/賈一凡に0−2で敗戦。惜しくも準優勝)
高橋「風の感覚がつかめず、自分が後ろから打つ球が、いつもならもっといっている球が全然当たっていなかった。ミスショットを連発して、チャンスをなかなかつくることができなかったです。相手もホームでいつもより力が入っていたと思いますし、それはネットインを何度もされたりすることで、伝わってきました。相手の思うようにされたというより、自滅的なミスが多かったと思います。そこは反省しないといけない。
でも昨日(の準決勝)、おととい(の準々決勝)と、ファイナルゲームを自分たちのいい形で取れたりしているし、いい試合もたくさんありました。五輪レースが始まってからのSuper1000で2回準優勝しているので、本当にまずまずだと思います」
松友「試合での頭の整理というか、少しシンプルに考えられるようになりました。初戦もああいう形で最後に勝てたのは本当に久しぶり。いろんなことが、少しずつ自信になった大会でした」
写真/BADMINTONPHOTO