8月30日から9月1日の3日間にわたって東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開催された『2019ジュニアスポーツアジア交流大会』は、アジア各都市の18チームが出場する中で福島が優勝。5年ぶり2度目の頂点に立った。
今年で13回目を迎えたこの大会は、次世代の競技力向上をねらい2007年からスタート。東京都が主催する16歳未満の国際大会で、スディルマン杯方式の団体戦。今年は海外12都市、国内5都市から計18チームが出場(東京は2チーム)した。
男女3人ずつで構成された各チームは、男女各ダブルス、各シングルス、ミックスダブルスの5試合で対戦。6つのグループに分かれて予選ラウンドを戦ったあと、順位別トーナメントで上位を争った。
福島は、全中で男女団体、男子シングルスで優勝を飾り、他種目でも上位に入っている、ふたば未来学園中の6人で臨み、さすがの力を発揮。準決勝で北京との接戦を制すと、決勝は台北を3-1で破り、勝利を決めた。
特に、男子シングルスの齋藤駿、女子シングルスの石岡空来は全勝でチームをけん引。国内大会だけではなく、海外のさまざまなスタイルを持つ選手を相手にも、ラリーの中から自身の強みで得点を重ねるオールラウンドな力を披露した。
また、日本の二番手には、聖ウルスラ学園英智中のメンバーで構成された宮城が7位に入っている。
最終順位は以下の通り。
1位 福島
2位 台北(台湾)
3位 ジャカルタ(インドネシア)
4位 北京(中国)
5位 バンコク(タイ)
6位 ソウル(韓国)
7位 宮城
8位 シンガポール
9位 岩手
10位 ハノイ(ベトナム)
11位 茨城
12位 東京B
13位 香港
14位 デリー(インド)
15位 東京A
16位 マニラ(フィリピン)
17位 ヤンゴン(ミャンマー)
18位 ウランバートル(モンゴル)
この大会の詳細は、9月21日発売のバドミントン・マガジン10月号にてレポートします。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/菅原 淳