※本稿はバドミントン・マガジン9月号(P70-72)に掲載中の記事を編集・再録したものです。より詳しい内容はバドミントン・マガジン9月号をチェックしてください。
【あらすじ(第6話まで)】
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【解説】片山卓哉
【シーン①】
施術を受けに来た患者に対して
整体師の父がアドバイスするシーン
普段から姿勢や軸を意識することが トレーニングに!
セリフにもある通り、体の構造やバランスなどを日々の 生活で意識して過ごすことは、一つのトレーニングになるといえます。これは前回、上下運動をしないためにどうするかを話した内容と似ています。常に上下運動しないように意識することで、次第に体が補正され、対応していく。その積み重ねが「できる」につながっていくのです。日常生活に当てはめれば、たとえば真っすぐ歩くことを意識するだけで体を正しく使うことになるため、正しく筋肉が付き、体のバランス能力を高めます。逆に、悪い姿勢で長時間ゲームをしていると、体のバランスが正しく保てず、プレーに影響する可能性もあります。ある程度の柔軟さを持ちながら、普段から姿勢や軸を意識して生活できるとよいでしょう。
【シーン②】
項羽が自主練で 「けん玉トレーニング」
体幹を鍛えて、バランス能力アップ
項羽が自主練で行なっている「けん玉トレーニ ング」は非常におすすめです。体幹やバランス能力が鍛えられると思います。やり方はシンプルで、けん玉の玉を皿に載せたまま、落とさないように前後左右にフットワークをします。さらに、踏み込んだ場所でけん玉ができるとベスト。姿勢が悪かったり、体のバランスが崩れていると、スムーズにけん玉はできません。
前に踏み込む際に意識したいのは、骨盤を立たせること(写真下の◎)。わかりやすくいえば、上体を前に倒さないことです。骨盤が倒れて前傾姿勢になると(写真下の✖)、ショットが安定せず、次への対応も 遅くなりがち。ヒザにも負担がかかるので注意してください。
◎骨盤が立っている状態
✖骨盤が立っていない状態
【次ページはこちら】体幹トレーニングの「だるま」、フォーム、クリアーの練習方法の上達ポイントを紹介!
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取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
協力/『週刊ヤングジャンプ』(集英社)