【世界選手権2019】「序盤から声を出して自分たちの攻撃スタイルを出していった(保木)」<準決勝:選手コメント−6>

8月24日に開催された25回世界選手権(スイス・バーゼル)6日目は、各種目の準決勝が行なわれた。世界の頂点をめざす日本代表選手らが、決勝戦の切符をかけて激闘を演じている。ここでは、戦いを終えた選手たちの試合後のコメントを紹介しよう。

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MD:保木卓朗(左)/小林優吾

準決勝:李俊慧/劉雨辰(中国)に21−19、21−13の2−0で勝利

保木 相手は実力のあるペア。やる前は、一般的な味方では、中国ペアが優位という捉え方がほとんどだったと思います。そういう状況は、気持ちの面でしか跳ね返せないと思ったので、序盤から声を出して自分たちの攻撃スタイルを出していきました。途中から相手が引いてくれたので、それが勝因だと思います。

この大会には、ベストパフォーマンスで臨みたいと思っていて、やってきたことが出ていると思います。ここまで、気持ちよくゲームができているので、明日(決勝戦)、そのまま持っていけたら。日によってコンディションは違いますが、その中でいかに勝つかが、これから大事。それを、明日、自分たちで見つけられたらと思います。

小林 いままでであれば、相手を引かせるところまでの中盤の流れができていても、そこからミスが出て負けていました。今日は、そこをぐっとこらえてラリーをすることができたのが、相手が嫌がったところではないかと思います。

2ゲーム目の序盤に、見ていて相手が自信なさげにしているようだったので、話し合って「こっちがミスをすることが相手にとっては一番楽だ」と、確認したことがよかったと思います。レシーブは、合宿中にタン(・キムハー)コーチに居残りで練習させてもらっていたので、本当にその練習が生きてレシーブが冴えてよかったです。

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取材・構成/平野貴也

写真/菅原淳

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MS=男子シングルス、WS=女子シングルス、MD=男子ダブルス、WD=女子ダブルス、XD=混合ダブルス

投稿日:2019/08/25
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