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【世界選手権2019】「最高のコンディションで明日の試合を迎えたい(保木)」<4日目:選手コメント−5>

8月22日に開催された25回世界選手権(スイス・バーゼル)4日目、各種目の3回戦が行なわれ、世界の頂点をめざす日本代表選手らが登場した。ここでは、戦いを終えた選手たちの試合後のコメントを紹介しよう。

放送予定

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MD:保木卓朗/小林優吾(左)

3回戦:韓呈愷/周昊東(中国)に2−0で勝利

保木 1ゲーム目の前半はリードされていましたが、サービスまわりで、サービスのリターンに対する処理が甘かったので、11点のインターバルを機に修正したことが逆転につながったと思います。(格上を撃破したが?)今大会は、メダルを取りたいという気持ちで臨んでいますし、その意識がこの試合で出たのかなと思います。(次は、園田/嘉村が相手にどう勝つ?)相手は2大会連続でメダルを取っていて、メダルへの意識が強いと思うけど、いかに冷静にできるかが大事。自分が前に入ったときに嘉村選手と対峙して、いかに攻撃パターンを作れるかが鍵だと思います。最高のコンディションで明日の試合を迎えたいです。

小林 前半は自分のミスが多く、相手のドライブや前衛のスピードに負けてしまいました。もう少しウオーミングアップをやっておけば、出だしからいけたのかなと反省しています。相手は格上でしたけど、自分たちのプレーができました。強気でいけたと思います。(準々決勝で対戦する園田、嘉村には)インドネシアオープンで勝ちましたけど、たくさん負けて来たあとの勝利。2回連続で勝てば実力がついたと証明できると思うので、勝つ気持ちで臨みたいです。

MD:井上拓斗(右)/金子祐樹

3回戦:李俊慧/劉雨辰(中国)に1−2で敗戦

井上 自分は比較的、中国の選手はやりやすいので、レシーブは我慢して返していたというよりは、いつも通りに返せていたと思います。(勝ちきるには?)ところどころで簡単なミスが出ているので、1点、1点をもう少し集中してやらないといけないと思います。(この結果は、評価できるか?)先月のタイOPでも(同じ相手にファイナルゲームの)18点で負けています。最近は、上位の1~3位の選手に当たることが多く、競って負けることが多いのですが、昨日は16(以内の)シードの選手に勝てたので、8~16位辺りの選手に勝ちきることができると感じたので、今後のトーナメントで、もし当たれば取りこぼさずにいって、上位にもしっかり勝って、日本のほかの3ペアに置いていかれないようにしていきたいです。

金子 (前日、終盤の競り合いに持ち込みたいと話していたが?)そこまでも、それ以降もいつも通りの展開でした。終盤(ファイナルゲームの17-20から)、相手が2人で前に詰めてくるのはわかっていましたが、沈めにいって(こっちが)打つしかないと思っていたので、自分が後ろからのつなぎ球を勝負にいきました。ただ、結果としては、球が浮いて決められてしまいました。いくと決めていったので仕方がないですが、少しもったいなかったかなと思います。

(押し切られた1ゲーム目と、2ゲーム目以降の違いは?)レシーブから入る展開自体は同じでしたが、1ゲーム目はレシーブのまま、井上が前、自分が後ろという(攻撃の)形を作れなかったことが、ああいうペースになった原因。2ゲーム目以降は、レシーブから井上が前にいって攻撃の形を作ることができていて、またレシーブになっても、もう一度出ていくというローテーションができたので、ああいう展開にできたと思います。

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取材・構成/平野貴也

写真/菅原淳

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MS=男子シングルス、WS=女子シングルス、MD=男子ダブルス、WD=女子ダブルス、XD=混合ダブルス

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