8月21日に開催された第25回世界選手権(スイス・バーゼル)3日目、各種目の2回戦が行なわれ、世界の頂点をめざす日本代表選手らが登場した。ここでは、戦いを終えた選手たちの試合後のコメントを紹介しよう。
◆放送予定
WD:福島由紀(奥)/廣田彩花
福島 1ゲーム目は2人とも少し動きが硬かったと思いますが、11点からは自分たちらしいプレーができてよかったです。厳しいブロックかもしれませんが、一つひとつ乗り越えていきたいです。長い試合をすれば、自分たちに分があると思うので、それをしっかりできればと思います。(ジャパンOPとタイOPでは元気がなかったが?)2大会、同じような負け方で、攻められまくってレシーブで守り切れず、相手は同じイメージでくるかもしれませんが、修正するために、がむしゃらにでも返す気持ちで練習に取り組んできました。
廣田 入りで少しモタモタした部分はありましたが、11点以降は攻撃の形や良いところが出せたので、明日以降につながるかなと思います。優勝するまでは、すごく長い道のりだと思うので、1試合1試合を2人で乗り越えていきたいです。まずは、明日、倒れてもいいという気持ちで、しっかりと長い試合をして勝てれば良いと思います。
髙橋礼華(左)/松友美佐紀
2回戦:サマービル/マサパ(オーストラリア)に2−0で勝利
高橋 私は、こっちに来てから(調整期間が)5日間あって、昨日と今日で強い選手が負けていく結果を見て、本当に気持ちを引き締めないといけないなという気持ちになりました。初戦がどうこうというより、フワフワした気持ちで臨んではいけないと思い、強い気持ちで臨んで、いいプレーができたと思います。五輪レース中ですけど、世界選手権はベスト16の壁を越えられていないことが多いので、まずは、いいプレーを出すことと、16の壁を壊すことを考えています。ほかの結果を見ても、世界選手権は誰でも勝てるものではないと感じるので、逆に、それならいままで勝てていない私たちにもチャンスがあるかもという気持ちにもなりました。いつ、どこで負けるかわからない気持ちを常に持ってプレーできたらと思っているので、いつ負けても後悔しない気持ちでやれたらと思います。
松友 初戦にしては、いいプレーがたくさんできたかなと思います。先に相手の嫌がるプレーができましたし、そういうのを積み重ねて、次につながるものなので、これからも、自分たちからどんどん勝負していけたらいいなと思います。
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取材・構成/平野貴也
写真/菅原淳
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MS=男子シングルス、WS=女子シングルス、MD=男子ダブルス、WD=女子ダブルス、XD=混合ダブルス