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【全中2019】王座譲らず。ふたば未来学園が圧巻の3連覇!<男子団体>

8月19日に開幕した第49回全国中学校大会(兵庫県・尼崎市記念公園ベイコム総合体育館)は、19日に男女団体戦の1回戦を実施。20日は2回戦から決勝戦までが行なわれた。

ふたば未来学園(福島)は全試合2-0のストレート勝ちで頂点に。猪苗代(富岡第一)から続く3年連続7度目の優勝を達成した(写真は池田〔左〕/岩野)

男子団体は、ふたば未来学園(福島)、美川(石川)、聖ウルスラ学院英智(宮城)、帯広第一(北海道)の4チームが準決勝に進出した。第1シードのふたば未来は、北信越チャンピオンの美川を2-0で撃破して決勝へ。反対のヤマからは、3回戦で埼玉栄(埼玉)を下した帯広第一が、聖ウルスラを2-0で退けて同校初となる決勝進出を決めた。

その頂上決戦は、ふたば未来の池田真那斗/岩野滉也が第1ダブルスで廣瀬大城/末永健太郎を圧倒すると、第2ダブルスの崎野翔太/谷岡大后も相手エースの越川匠/野呂英賢にストレート勝ち(第1シングルスは打ち切り)。2-0での勝利を決めたふたば未来が、3年連続となる日本一の栄光をつかみ取った。

21日は、男女ダブルス・シングルスの2回戦から準々決勝が同会場で行なわれる(1回戦は20日に実施)。試合開始時間は9時の予定。

前回準優勝の埼玉栄戦で勝利するなど、帯広第一の決勝進出に大きく貢献した越川匠(右)/野呂英賢

【優勝コメント】

齋藤亘監督

「今年の男子チームは昨年レギュラーだった選手、実績のある選手も多くいますが、今年は今年でチャレンジの気持ちを持って戦うことを意識して取り組んできました。とくに3年生の4人で、すべての試合で上の2つを取って勝利しようという意気込みでやっていた。そういった気持ちなどがプレーに出て、決勝は一番いい試合ができたんじゃないかと思います」

齋藤駿キャプテン

「ふたば未来学園という名前で戦う初めの年に優勝という結果を残すことができてうれしいです。準々決勝までは先のことを考えてやっていたけど、監督やコーチに『目の前の試合を全力で』といわれたことをきっかけに、目の前の試合に全力を注いで、あせらずゆっくり自分の闘いをしていこうと切り替えられた。そこからチームがまとまって、みんなが一つになっていきました」

【20日の結果 ※2回戦以降】

▼2回戦
ふたば未来学園(福島) 2-0 淑徳巣鴨(東京)
倉敷第一(岡山) 2-1 名古屋経済大市邨(愛知)
美川(石川) 2-0 三股(宮崎)
浪岡(青森) 2-0 仰木(滋賀)
聖ウルスラ学院英智(宮城) 2-0 倉田山(三重)
長岡第三(京都) 2-1 進明(福井)
帯広第一(北海道) 2-1 亀崎(広島)
埼玉栄(埼玉) 2-0 城西(鹿児島)

▼準々決勝
ふたば未来学園 2−0 倉敷第一
美川 2−0 浪岡
聖ウルスラ学院英智 2−1 長岡第三
帯広第一 2−0 埼玉栄
▼準決勝
ふたば未来学園 2−0 美川
帯広第一 2−0 聖ウルスラ学院英智
▼決勝
ふたば未来学園 2−0 帯広第一
MD1 池田真那斗/岩野滉也②〔21−5、21−7〕0●廣瀬大城/末永健太郎
MS 齋藤 駿1〔21−18、16−7打切り〕0藤原睦月
MD2 崎野翔太/谷岡大后②〔21−13、22−20〕0●越川 匠/野呂英賢

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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/江見洋子

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