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【世界選手権2019】保木&永原が1回戦突破!<混合ダブルス>

8月19日にスイス・バーゼルで開幕した世界ナンバーワンを決める『第25回世界選手権』。大会初日の19日は、各種目1回戦が行なわれた。初日に登場した混合ダブルス2組の試合についてレポートする。

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日本選手のトップで登場したのは、ミックスダブルスの保木卓朗(写真右)/永原和可那。スコットランドのペアに、21-13、21-17のストレートで2回戦進出を決めた。二人とも「最初は緊張した」と語ったように、第1ゲーム、第2ゲームとも序盤は点差が離れない接戦だったが、中盤から保木のテンポを上げたネット前のプレーや、永原の力強いスマッシュなど2人らしいミックスダブルスのコンビネーションを発揮した。

2回戦で対戦するマレーシアのゴーSH/ライSJには2連敗中だけに、「結果的にはベスト8が目標ですが、そこをまずは突破できたらなと思います」(永原)と意気込みを語っている。

初日に登場した日本選手が次々と勝利を挙げていく中で、悔しい敗戦で世界選手権を終えたのは、混合複専門の権藤公平(写真左)/栗原文音。台湾の王齊麟(ワン・チーリン)/程琪雅(チェン・チーヤ)に、18本、11本で敗戦。第1ゲーム、8-19から5連続得点し、13-20とゲームポイントを奪われたあとも18-20まで迫るなど、驚異の追い上げで見せ場をつくった。

「内容的には、合宿で強打だけでなくハーフスマッシュやドロップなど緩急をつけることを取り組んできた成果があったと思う」と権藤が手応えを語った一方、「コートに入ったら弱気になってしまい、悔しい試合だった」と栗原。「権藤くんが緩急をつけて私が動きやすいように球をつくってくれているので、その中で私がいかに決めるか」と今後の課題について口にした。

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原 淳

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