【世界選手権2019】「3、4点離されても追いつける、というプラス思考でプレーができている(髙橋沙)」<選手コメント-2>

8月19日に開幕した第25回世界選手権(スイス・バーゼル)。大会初日は各種目の1回戦が行なわれ、世界の頂点をめざす日本代表選手らが登場した。ここでは、戦いを終えた選手たちのコメントを紹介しよう。

◆放送予定

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髙橋沙也加

1回戦:カースティ・ギルモアに2−0で勝利

ケガから復帰してからは最初の世界選手権で、自分にとっては特別。でも、いつも通りに自分らしくプレーすれば(ベスト4に入った)タイOPのときのようによいプレーができると思って臨みました。今日の試合は、前半は動きが硬くなりましたけど、後半に向けていいプレーができたと思います。

自分が焦るのではなく焦らせる意識でやれました。今日の相手は攻撃でいいショットを持っていて、早く攻撃してくるイメージでした。自分が付き合って攻めすぎると相手が楽だと思ったので、しっかりラリーをして攻めさせることを意識しました。ケガをする前とは気持ちや考え方が変わっています。今までなら点数を離されると無理に攻めてしまっていましたが、今回は3、4点離されても追いつける、どうにかなるというプラス思考でプレーできています。

大堀彩

1回戦:張雁宜(香港)に2−0で勝利

ほかの会場に比べると、だいぶ風の影響が少なく、ライトも見辛さがなく、すごく戦いやすい印象です。東京での直前合宿でいい調整ができて、現地入りしてからもコンディションがいつもよりよいと感じていました。今日もコンディションが悪かったら簡単には勝てない相手だったと思います。

五輪レース中ですが、あまり先のことを考えずに、目の前の1試合、1球を考えたいです。来年、悔いの残らないようにということだけを意識してやりたいです。合宿に入る直前くらいに(出場できることになったと)知って、それまでは世界選手権のことは考えていなかったのですが、チャンスを無駄にしないようにしたいと思っています。

取材・構成/平野貴也

写真/BADMINTONPHOTO

2018年大会の記事はこちら

投稿日:2019/08/20
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