7月30日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。ジャパンOP(Super750)の結果が反映され、上位陣に順位変動あり。女子シングルスで優勝した山口茜が、世界ランク1位に返り咲いた。これにより、日本選手は男子シングルスと女子シングルスの両方で1位に立つ快挙を達成している。
【男子シングルス】
ジャパンOPで2連覇を達成した桃田賢斗(写真左)が、10万ポイント超えで1位を独走。2位の石宇奇(シー・ユーチー/中国)に1万ポイント近い差をつけている。それ以降は3位=周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)、4位=諶龍(チェン・ロン/中国)、5位=ビクター・アクセルセン(デンマーク)と続き、ジャパンOP準優勝のジョナタン・クリスティ(インドネシア)が、一つ順位を上げて6位に続く。
日本勢の2番手、西本拳太は11位をキープ。3番手の常山幹太が1ランクアップの16位となっている。
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【女子シングルス】
インドネシアOP(Super1000)、ジャパンOP(Super750)と2週連続優勝を果たした山口茜(写真)が、戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)をかわして世界ランク1位に。自身としては、2018年4月19日〜26日発表分以来の頂点到達となった。
ジャパンOPで山口と決勝を争った奥原希望は3位をキープ。わずかな差で陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)が続く。
日本勢3番手以降は、軒並み順位を落としている。髙橋沙也加が3ランクダウンの18位、大堀彩は5ランクダウンの25位に後退。少しずつ順位を上げて、ワールドツアーを有利な位置で戦いたい。
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO