7月30日に開幕したBWFワールドツアーのタイOP(Super500/バンコク)は、大会初日に各種目予選、男女ダブルスの1回戦などが行なわれた。
日本勢は女子ダブルスに5ペアが出場。地元タイの1番手ペアと対戦した松本麻佑(写真左)/永原和可那は、第1ゲームを失ったものの、その後の第2、3ゲームを取り返して逆転勝利。髙橋礼華/松友美佐紀、福島由紀/廣田彩花らは格下ペアを相手にストレート勝利を収めて初戦突破を果たした。
櫻本絢子/髙畑祐紀子は中国の若手ペアに2−1で勝利を飾り、米元小春/田中志穂もインドネシアの世界ランク16位ペアを2−0のストレートで退けている。これにより、日本代表5ペアすべてが2回戦に勝ち進んでいる。
一方、2ペアが登場した男子ダブルスでは、保木卓朗/小林優吾、井上拓斗/金子祐樹が初戦敗退の悔しい結果に終わった。インドネシアOP(Super1000)でベスト4の好結果を残した保木/小林は、インドネシアのアルディアント/アルフィアンに接戦の末に敗れ、井上/金子は中国のエース、李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン)にファイナル勝負18本で屈している。
初日の結果、2日目の対戦カードは以下の通り。
【男子ダブルス】
▼1回戦(7月30日)
井上拓斗/金子祐樹●1〔9−21、22−20、18−21〕②李俊慧/劉雨辰(中国)55分
保木卓朗/小林優吾●0〔20−22、19−21〕②アルディアント/アルフィアン(インドネシア)51分
▼1回戦(7月31日)
園田啓悟/嘉村健士 − 催率圭/徐承宰(韓国)
遠藤大由/渡辺勇大 − グタマ/プトラ(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(7月30日)
松本麻佑/永原和可那②〔21−14、13−21、21−6〕1●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)49分
櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔21−16、10−21、21−13〕1●董文静/馮雪穎(中国)60分
米元小春/田中志穂②〔22−20、21−9〕0●ハリス/プラディプタ(インドネシア)51分
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−10、21−11〕0●ボロトワ/デフレトワ(ロシア)29分
福島由紀/廣田彩花②〔21−14、21−8〕0●レフィール/トラン(フランス)39分
【男子シングルス】
▼1回戦(7月31日)
常山幹太 − ソウラブ・バラマ(インド)
西本拳太 − ソニー・ドゥイ・クンチョロ(インドネシア)
桃田賢斗 キケン サブハンカー・デイ(インド)
【女子シングルス】
▼1回戦(7月31日)
髙橋沙也加 − ルセリイ・ハルタワン(インドネシア)
大堀彩 − ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
【混合ダブルス】
▼1回戦(7月31日)
渡辺勇大/東野有紗 − ラバー/トラン(フランス)
保木卓朗/永原和可那 − 何濟庭/杜玥(中国)
金子祐樹/松友美佐紀 − クリスチャンセン/ボゥエ(デンマーク)
権藤公平/栗原文音 − チョップラ/レッディ(インド)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO