7月18日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアOP(ジャカルタ/Super1000)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。優勝候補を多く揃える日本選手も登場し、それぞれが世界の強敵と対戦している。ここでは選手のコメントを紹介しよう。
3日目の結果はこちら
桃田賢斗(黄宇翔に1−2で敗戦)
「今日は自分のパフォーマンスが全然よくなかったです。風があったり、コントロールしづらい中、弱気になってしまいました。ランキングとか関係なく、今日は相手の方が動いていたし、ラリーでも崩される場面が多かった。ファイナルゲームの18-15でリードした時に甘い球だったのに、力んでミスをしてから流れが悪くなりました。ああいうところの自信がまだまだ自分になかったと思います。(連覇の)重圧とかはあまり感じないようにしてやっていたが、相手に対して負けたくないというところから力み、勝負どころでの自信のなさがありました」
山口茜(張雁宜に2−0で勝利)
「風の影響でうまくできていないところもあるので、そこは試合の中で調整したいです。試合の終盤は流れというか、勢いでバンバンと取れたけど、コントロール的にはずっといまいちだった。思ったより縦風がなく、横風があってコントロールしづらい。縦風が思ったよりなくて、(シャトルが)飛ばずに追い込まれることが多かったり、決めにいく球が決まらなかったりでした」
福島由紀/廣田彩花
(劉玄炫/夏玉婷に2−0で勝利)
福島「(相手は)勢いのあるペア。打って前で決めるパターンが多いと感じていたので、逆に自分たちがその形を作って攻撃していこうと考えていました。出だしからすごくいい形で自分たちがしっかりと攻められたのでよかったです。(準々決勝は)自分たちのやるべきことをしっかりとやり、今日のように我慢すれば流れがくる。我慢しながら攻められるように、我慢勝負になると思うので気持ちで負けないようにしたい」
廣田「昨日一回戦っているので、しっかりと体も動いてこの体育館でのやり方、風とかにも慣れてきました。前でどんどん仕掛けていこうという意識でやりました」
保木卓朗/小林優吾
(園田/嘉村に2−0で勝利)
保木「一回も勝ったことがない相手だったので、勝ててとてもうれしい。(Super)1000でのここから先というのはエース級が残っている。そういうところにいかに勝つかを勉強しながら、チャレンジしていきたい」
小林「(準々決勝からも)挑戦者として変わらず、園田、嘉村組に勝って満足せず、次の試合、次の試合といきたいです」
園田啓悟/嘉村健士
嘉村「1ゲーム目から相手のペースだった。ペースを変えられず相手の思うようにやられた。こっちが強打をしたいけど、その強打を強打で打ち返されている場面があった。そこで返してもう一回強い球を打てていたら流れが変わっていた。(ジャパンOPへ)気持ちを切り替えてやるしかない。自分たちらしいプレーをするのが一番。しっかりと調整したい」
園田「日本人同士ということで多少はやりにくさあるが、先輩の意地を見せられたらよかったが残念でした」
写真/BADMINTONPHOTO