7月17日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアOP(ジャカルタ/Super1000)2日目は、各種目1回戦の半分が行なわれた。前日の1回戦で山口茜、桃田賢斗らが勝利を飾っている日本代表。2日目も残りの1回戦が行なわれ、ここでも多くの日本選手が2回戦に進出している。
女子シングルスは、世界ランク2位の奥原希望(写真)が登場。香港選手と対戦した奥原は、第1ゲームを14本で制すると、続く第2ゲームも13本に抑えて2−0で勝利。2回戦へと勝ち進んだ。中国の若手選手と対戦した髙橋沙也加も、2−0で退けて1回戦を突破している。インドのプサルラ・V.シンドゥと激突した大堀彩は、第1ゲームを21-11で制したものの、第2ゲーム、最終ゲームをシンドゥに奪われて1−2で敗戦。金星はつかめず、初戦敗退となった。
3ペアが出場した男子ダブルスは、遠藤大由/渡辺勇大、園田啓悟/嘉村健士、保木卓朗/小林優吾がそれぞれ白星を飾った。遠藤/渡辺はマレーシアのオン/テオを2−1で下すと、園田/嘉村はリオ五輪銀メダリストのゴーVS/タンWK(マレーシア)を、こちらもファイナル勝負の末に勝利をつかんでいる。女子ダブルスは福島由紀/廣田彩花、米元小春/田中志穂の2ペアが登場し、両ペアともに勝利。福島/廣田はオランダペアに第1ゲームを奪われる展開となったが、そこから2ゲーム連続で取り返して逆転勝利。米元/田中は、台湾ペアを2−0のストレートで下している。
混合ダブルスでは金子祐樹/松友美佐紀、権藤公平/栗原文音の2ペアが試合に臨んだものの、ともに白星はつかめず。初戦敗退となっている。
日本選手の結果、18日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(7月17日)
西本拳太●0〔14−21、13−21〕②スリカンス・キダムビ(インド)38分
▼2回戦(7月18日)
桃田賢斗 − 黄宇翔(中国)
【女子シングルス】
▼1回戦(7月17日)
奥原希望②〔21−13、21−17〕0●鄧旋(香港)40分
大堀彩●1〔21−11、15−21、15−21〕②プサルラ・V.シンドゥ(インド)59分
髙橋沙也加②〔21−18、21−16〕0●韓悦(中国)36分
▼2回戦(7月18日)
山口茜 − 張雁宜(香港)
奥原希望 − ソニア・チェア(マレーシア)
髙橋沙也加 − 陳雨菲(中国)
【男子ダブルス】
▼1回戦(7月17日)
遠藤大由/渡辺勇大②〔17−21、21−15、21−16〕1●オンYS/テオEY(マレーシア)68分
園田啓悟/嘉村健士②〔17−21、21−19、21−14〕1●ゴーVS/タンWK(マレーシア)62分
保木卓朗/小林優吾②〔21−9、21−12〕0●ホ・シュエ/ヤクラ(カナダ)26分
▼2回戦(7月18日)
遠藤大由/渡辺勇大 − アリャ・パンカリャニラ/サントソ(インドネシア)
園田啓悟/嘉村健士 − 保木卓朗/小林優吾
【女子ダブルス】
▼1回戦(7月17日)
米元小春/田中志穂②〔21−17、21−15〕0●許雅晴/胡綾芳(台湾)45分
福島由紀/廣田彩花②〔13−21、21−11、21−11〕1●ピキ/セイネン(オランダ)61分
▼2回戦(7月18日)
松本麻佑/永原和可那 − メラティ/ヌライダ(インドネシア)
髙橋礼華/松友美佐紀 − チョウMK/リーMY(マレーシア)
米元小春/田中志穂 − サプシリー/プティタ(タイ)
【混合ダブルス】
▼1回戦(7月16日)
金子祐樹/松友美佐紀●1〔12−21、21−17、21−23〕②徐承宰/蔡侑玎(韓国)58分
権藤公平/栗原文音●0〔12−21、8−21〕②ゴーSH/ライSJ(マレーシア)29分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO