【オーストラリアOP】日本勢は4種目でベスト4に進出!<準々決勝>

6月4日に開幕したBWFワールドツアー・オーストラリアOP(シドニー/Super300)は、7日に各種目の準々決勝が行なわれた。日本からはA・B代表選手らが参戦。4種目で準決勝進出を果たしている。

ベスト4に進出したのは、男子ダブルス第1シードで出場している園田啓悟/嘉村健士や、女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花、髙橋礼華/松友美佐紀など。園田/嘉村は中国の若手ペアを2−0で下して準々決勝を突破。福島/廣田は日本の櫻本絢子/髙畑祐紀子を2−0のストレートで退けたほか、髙橋/松友は5月のニュージーランドOP(S300)決勝戦で敗れている韓国の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コ・ヒーヨン)にリベンジを果たして準決勝に進んでいる。

女子シングルスでは、奥原希望(写真)がシンガポール選手に2−0で勝利を飾ったほか、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗も、韓国ペアとファイナル勝負までもつれた戦いを制してベスト4入りを決めた。

準々決勝に勝ち進んだ日本選手では、女子ダブルスの第1シードで登場した松本麻佑/永原和可那が、インドネシアのポリイ/ラハユに敗れたほか、男子シングルスの坂井一将が台湾の王子維(ワン・ツーウェイ)に0−2で封じられ、久々の上位進出はならなかった。

準々決勝の結果、準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−9、24−22〕0●林丹(中国)46分

王子維(台湾)②〔21−18、21−16〕0●坂井一将44分

周天成(台湾)②〔21−14、21−8〕0●スーン・ジョーベン(マレーシア)31分

アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)◯〔21−6、0-0、キケン〕●トミー・スギアルト(インドネシア)14分

▼準決勝(6月8日)

周天成(台湾) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)

王子維(台湾) − アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)

【女子シングルス】

陳雨菲(中国)②〔21−19、21−11〕0●ミシェル・リー(カナダ)37分

ラチャノック・インタノン(タイ)②〔21−18、21−11〕0●成池鉉(韓国)43分

ニチャオン・ジンタポル(タイ)②〔21−18、21−13〕0●ブサナン・ンバルンパン(タイ)47分

奥原希望②〔21−17、21−13〕0●イェオ・ジャミン(シンガポール)42分

▼準決勝(6月8日)

奥原希望 − ラチャノック・インタノン(タイ)

陳雨菲(中国) − ニチャオン・ジンタポル(タイ)

【男子ダブルス】

催率圭/徐承宰(韓国)②〔19−21、21−16、23−21〕1●韓呈愷/周昊東(中国)67分

李俊慧/劉雨辰(中国)②〔21−19、21−12〕0●廖敏竣/蘇敬恒(台湾)34分

園田啓悟/嘉村健士②〔21−12、21−15〕0●譚強/何濟庭(中国)33分

高成炫/申白喆(韓国)②〔21−15、21−15〕0●セティアワン/アッサン(インドネシア)31分

▼準決勝(6月8日)

園田啓悟/嘉村健士 − 催率圭/徐承宰(韓国)

李俊慧/劉雨辰(中国) − 高成炫/申白喆(韓国)

【女子ダブルス】

ポリイ/ラハユ(インドネシア)②〔21−19、21−18〕0●松本麻佑/永原和可那56分

陳清晨/賈一凡(中国)②〔15−21、21−19、21−17〕1●李紹希/申昇瓚(韓国)85分

福島由紀/廣田彩花②〔21−13、21−4〕0●櫻本絢子/髙畑祐紀子39分

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−12、21−19〕0●金昭英/孔熙容(韓国)52分

▼準決勝(6月8日)

陳清晨/賈一凡(中国) − ポリイ/ラハユ(インドネシア)

髙橋礼華/松友美佐紀 − 福島由紀/廣田彩花

【混合ダブルス】

渡辺勇大/東野有紗②〔21−19、14−21、21−19〕1●高成炫/嚴惠媛(韓国)67分

鄧俊文/謝影雪(香港)②〔22−20、21−14〕0●ファイザル/ウィジャジャ(インドネシア)38分

ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)②〔21−18、22−20〕0●チャンPS/ゴーLY(マレーシア)42分

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−11、21−17〕0●C・アドコック/G・アドコック(イングランド)

2−0で勝利を飾った渡辺勇大/東野有紗(右)

▼準決勝(6月8日)

渡辺勇大/東野有紗 − ジョルダン/オクタビアンティ(インドネシア)

王懿律/黄東萍(中国) − 鄧俊文/謝影雪(香港)

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2019/06/07
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