世界一をめざす日本代表に、心強い“サポーター”が加わった。「洋服の青山」を展開する青山商事株式会社が、日本協会とのオフィシャルサポーター契約を結んだ。5月8日に行なわれたスディルマン杯2019の日本代表選手発表記者会見では、日本代表選手団が世界大会への渡航時やチーム行事などで着用する「公式スーツ」を初お披露目。日本代表選手団は今月19日に開幕するスディルマン杯でも着用する。
青山商事株式会社は、男子選手にはスーツ・シャツ・ネクタイ、女子選手にはスーツ・ブラウス・スカーフの各3アイテムを提供。知性的で落ち着いた雰囲気の濃紺カラーの公式スーツは、表生地にはイタリアの生地メーカー「カノニコ」の上質なウール素材を使用しており、滑らかな肌触りが特徴。シルエットは、男女ともに「洋服の青山」の最上級ブランドである「ヒルトン」をベースに作成されており、軽やかな着心地に加えて、ウール素材本来のストレッチ性があり、動きやすさにもこだわっている。
公式スーツを着用して会見に登場した桃田賢斗は、「このスーツを着ることにより、心も引き締まる。(スディルマン杯では)チーム一丸となって頑張りたい」と語り、西本拳太は「ストレッチ性が高くて動きやすい。アスリート特有の体形にもフィットして、軽やかな着心地で最高です!」と、日本代表として初めてのスーツに喜んだ。
また、スーツのコーディネートは、サックスブルーのシャツとブラウスでさわやかな印象。加えて男性は大会に挑む選手の“熱い闘争心”を表現したエンジのネクタイ、女性は“凛とした大人の女性”をイメージさせるピンクのスカーフをあわせており、実際に着用した奥原希望は「アスリートらしい、さわやかな印象で、女性らしさも上乗せされていてとても気に入っています」と笑顔。また、普段はほとんど見られない男性陣のスーツ姿を見た大堀彩は、「すごく新鮮。いつも以上にかっこよく見えます」と、普段とのギャップに新鮮さを感じていた。
なお、青山商事株式会社では、日本代表選手団公式スーツの男性用スーツ・シャツ・ネクタイ、女性用スーツ・ブラウスのレプリカモデルを企画しており、今秋に「洋服の青山」一部店舗および、オンラインストアでの販売を予定している。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳