【スディルマン杯】「プレッシャーや期待をすべて力にかえて優勝をめざす!」(嘉村)<記者会見>

5月8日(水)、東京・北区にある味の素ナショナルトレーニングセンターにて、「スディルマン杯2019日本代表選手発表記者会見」が行なわれた。

※遠藤大由選手は体調不良のため欠席

5月19日から26日まで中国・南寧で開催されるスディルマン杯は、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目の結果によって勝敗を決める男女混合の団体戦。各国・地域の男女総合力が問われる大会だが、近年目覚ましい活躍を見せている日本代表は、2015年大会(中国・東莞)で初の決勝進出を果たし、銀メダルを獲得。2017年の前回大会は準決勝で中国に敗れ銅メダルに終わったが、そこからさらに力をつけている日本代表は、“チームJAPAN”として念願の初優勝をねらう。なお、団体戦となるスディルマン杯は、男子の嘉村健士がキャプテンをつとめ、髙橋礼華が副キャプテンを担う。それぞれの意気込みは以下の通り。

嘉村健士キャプテン

「今回は(団体の)世界ランキング1位で臨む大会ですが、5月からオリンピックレースが始まったこともあり、1試合1試合が厳しい戦いとなっています。でも、このメンバーは全員が高い目標を考えていると思うので、いろんなプレッシャーや期待はあるかと思いますが、それもすべて力に変えて、優勝めざして頑張りたいと思います」

髙橋礼華副キャプテン

「今までスディルマン杯は決勝までいったことはありますが、なかなか優勝することができませんでした。今回はレベルが高いチームのメンバーに選ばれたので、試合をすることがとても楽しみです。個人的には4回目のスディルマン杯になるので、そろそろ優勝したい気持ちがあります。チーム一丸となって頑張りたいと思います」

日本はタイ・ロシアと予選リーグで対戦

スディルマン杯はレベル別に4つのカテゴリーに分かれており、日本が所属するトップレベルのグループ1は、12カ国・地域が4つのリーグに振り分けられる。その予選リーグで1・2位のチームが決勝トーナメントの切符を手にし、トップ8が世界一をかけてさらに激しい戦いを展開する。第1シードの日本は予選リーグでタイ、ロシアと同組に入った。1位通過をねらう日本にとっては、第2戦で対戦するタイとの勝負が、前半の大きな山場となる。

なお、第1戦で戦うロシアは、2016年全英OP男子ダブルス優勝のイワノフ/ソゾノフが主軸を担い、タイは女子シングルスに2013年世界選手権女子シングルス優勝のラチャノック・インタノンをポイント源に上位進出をねらう。前回銅メダルのタイは、インタノンのほかに男子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスでも世界ランク上位選手・ペアを揃えており、日本にとっては一筋縄ではいかない相手となりそうだ。

■日程

▼予選リーグ(グループ1・A)
5月20日(月) 11:00 VSロシア
5月22日(水) 18:00 VSタイ

▼決勝トーナメント
5月23日(木) 18:00 準々決勝
5月24日(金) 11:00 準々決勝
5月25日(土) 11:00/18:00 準決勝
5月26日(日) 13:00 決勝戦

※時間は現地の開始時間

【グループA】

日本、タイ、ロシア

【グループB】

インドネシア、デンマーク、イングランド

【グループC】

台湾、韓国、香港

【グループD】

中国、インド、マレーシア

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

投稿日:2019/05/08
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