4月26日に開催されたアジア選手権(中国・武漢)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。
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5種目すべてで準々決勝に勝ち進んだ日本勢。男子シングルスは、前回大会王者の桃田賢斗(写真)が中国の若手選手と対戦し、ファイナルゲームにもつれた戦いを最後は21-14で制して準決勝に進出。西本拳太は世界ランク5位の周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)との勝負に挑み、第2ゲーム26-24で奪い最終ゲームに持ち込んだものの、80分の接戦に15-21で敗れてベスト4入りはならなかった。
男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士、遠藤大由/渡辺勇大の2ペアが登場し、遠藤/渡辺は地元優勝をねらう中国の李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン)を2−0退けてベスト4入り。同じく中国ペアとの対戦となった園田/嘉村も、1−1となった後の最終ゲームを21-19でモノにして準決勝へと進んだ。
女子ダブルスは松本麻佑(写真左)/永原和可那が中国の若手ペアを2−0のストレートで下し、福島由紀/廣田彩花はタイのジョンコパン/ラウィンダが序盤でキケンしたことにより、難なくベスト4入りを決めた。女子シングルスは山口茜がインドのサイナ・ネワールとの接戦を制したものの、奥原希望は中国の何冰嬌(ヘ・ビンジャオ)に0−2で屈して準々決勝敗退となった。
混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗が中国の何濟庭/杜玥(中国)と対戦したものの、第2ゲームに東野が負傷。無念の途中キケンとなった。
準々決勝の結果、準決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
桃田賢斗②〔16−21、21−11、21−14〕1●陸光祖(中国)69分
周天成(台湾)②〔22−20、24−26、21−15〕1●西本拳太80分
石宇奇(中国)②〔21−10、21−12〕0●サミール・バラマ(インド)36分
グエン・ティエンミン(ベトナム)◯キケン●諶龍(中国)
▼準決勝(4月27日)
周天成(台湾) − 石宇奇(中国)
桃田賢斗 − グエン・ティエンミン(ベトナム)
【女子シングルス】
何冰嬌(中国)②〔21−16、23−21〕0●奥原希望42分
山口茜②〔21−13、21−23、21−16〕1●サイナ・ネワール(インド)69分
大堀彩②〔21−17、21−19〕0●陳雨菲(中国)48分
蔡炎炎(中国)②〔21−19、21−9〕0●プサルラ・V.シンドゥ(インド)31分
▼準決勝(4月27日)
山口茜 − 陳雨菲(中国)
蔡炎炎(中国) − 何冰嬌(中国)
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士②〔21−12、18−21、21−19〕1●譚強/何濟庭(中国)50分
遠藤大由/渡辺勇大②〔21−19、21−18〕0●李俊慧/劉雨辰(中国)49分
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)②〔21−13、19−21、21−16〕1●韓呈愷/周昊東(中国)50分
カン/キム(韓国)②〔21−15、16−21、21−18〕1●チア/ソウ(マレーシア)56分
▼準決勝(4月27日)
園田啓悟/嘉村健士 − ギデオン/スカムルヨ(インドネシア)
遠藤大由/渡辺勇大 − カン/キム(韓国)
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花◯〔3−2、キケン〕●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)2分
松本麻佑/永原和可那②〔22−20、21−19〕0●李汶妹/張雨(中国)48分
陳清晨/賈一凡(中国)②〔18−21、21−16、21−13〕1●李紹希/申昇瓚(韓国)56分
ハリス/プラディプタ(インドネシア)②〔21−12、21−18〕0●張淨惠/楊景惇(台湾)38分
▼準決勝(4月27日)
福島由紀/廣田彩花 − 松本麻佑/永原和可那
陳清晨/賈一凡(中国) − ハリス/プラディプタ(インドネシア)
【混合ダブルス】
何濟庭/杜玥(中国)◯〔21−13、1−0、キケン〕●渡辺勇大/東野有紗25分
鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔22−20、21−10〕0●金子祐樹/松友美佐紀29分
デチャポル/サプシリー(タイ)②〔15−21、21−7、21−12〕1●ファイザル/ウィジャジャ(インドネシア)52分
王懿律/黄東萍(中国)②〔21−14、21−9〕0●楊銘諾/吴芷柔(香港)24分
▼準決勝(4月27日)
鄭思維/黄雅瓊(中国) − 何濟庭/杜玥(中国)
王懿律/黄東萍(中国) − デチャポル/サプシリー(タイ)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/Getty Images