4月10日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールOP(シンガポール/Super500)2日目は、各種目男女シングルス、混合ダブルス、そして男子ダブルス残りの1回戦が行なわれた。
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3選手が登場した男子シングルスは、桃田賢斗(写真)、西本拳太がそれぞれ勝利。桃田はインド選手に、西本はマレーシア選手にファイナルゲームまで持ち込まれたが、ともに20オールから先に2連取して振り切った。常山幹太はデンマークのH・K・ヴィテンフスと最終ゲームまでもつれたが、最後は13-21で敗れている。
女子シングルスは奥原希望がロシア選手を2−0のストレートで下して2回戦に進出したほか、山口茜と大堀彩の日本人対決は、山口が勝利。2012年ロンドン五輪王者の李雪芮(リー・シュェルイ/中国)と対戦した髙橋沙也加は、0−2のストレートで屈して初戦突破はならなかった。
4ペアが出場した混合ダブルスは、金子祐樹(写真左)/松友美佐紀、権藤公平/栗原文音が2回戦に進出。世界ランク3位の渡辺勇大/東野有紗は、マレーシアOP(Super750)の初戦で敗れた相手と再び対戦。ファイナルゲームにもつれた戦いは、渡辺/東野が5連続失点などを喫して敗戦。前週のリベンジはならず、初戦で姿を消している。
日本選手の1回戦の結果、2回戦の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(4月10日)
桃田賢斗②〔19−21、21−14、22−20〕1●サイプラニース・B.(インド)75分
西本拳太②〔19−21、21−18、22−20〕1●ダレン・リュウ(マレーシア)66分
常山幹太●1〔19−21、21−18、21−13〕②H・K・S・ヴィテンフス(デンマーク)67分
▼2回戦(4月11日)
西本拳太 − アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)
桃田賢斗 − プラノイ・H.S.(インド)
【女子シングルス】
▼1回戦(4月10日)
奥原希望②〔21−13、21−9〕0●エフゲニア・コステツカヤ(ロシア)29分
山口茜②〔19−21、21−14、21−13〕1●大堀彩56分
髙橋沙也加●0〔13−21、16−21〕②李雪芮(中国)37分
▼2回戦(4月11日)
山口茜 − チュア・フイツェン・グラス(シンガポール)
奥原希望 − ブサナン・ンバルンパン(タイ)
【混合ダブルス】
▼1回戦(4月10日)
渡辺勇大/東野有紗●1〔16−21、21−18、21−15〕②タンKM/ライPJ(マレーシア)
権藤公平/栗原文音②〔17−21、21−14、21−12〕1●クウェック/チトラ(シンガポール)48分
金子祐樹/松友美佐紀②〔21−17、23−21〕0●クリスナンタ/タンWH(シンガポール)
保木卓朗/永原和可那●0〔18−21、9−21〕②鄭思維/黄雅瓊(中国)30分
▼2回戦(4月11日)
権藤公平/栗原文音 − タンKM/ライPJ(マレーシア)
金子祐樹/松友美佐紀 − ゴーSH/ライSJ(マレーシア)
【男子ダブルス】
▼2回戦(4月11日)
園田啓悟/嘉村健士 − 井上拓斗/金子祐樹
遠藤大由/渡辺勇大 − 保木卓朗/小林優吾
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花 − パチャラプン/キッティパク(タイ)
櫻本絢子/髙畑祐紀子 − サマービル/マパサ(オーストラリア)
松本麻佑/永原和可那 − バーカー/J・F・スギアルト(インドネシア)
志田千陽/松山奈未 − ダンドゥ/サントシュ(インド)
髙橋礼華/松友美佐紀 − 金慧麟/孔熙容(韓国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO