4月2日にBWFワールドツアー・マレーシアOP(Super750/クアラルンプール)が開幕した。グレードが高いこの大会には、世界のトップランカーたちが参戦し、白熱した試合を展開。大会初日は各種目1回戦の途中まで行なわれ、上位進出をねらう日本選手らも出場した。
男子シングルスには、3月の全英OP(Super1000)王者である桃田賢斗(写真)や西本拳太が登場。桃田はデンマークのヤン・O・ヨルゲンセンとのファイナル勝負を制して2回戦に進出すると、西本もインドネシアのアンソニー・S・ギンティンを最終ゲームの接戦の末、23-21で制して初戦を突破している。
4ペアが登場した女子ダブルスでは、髙橋礼華(写真手前)/松友美佐紀、松本麻佑/永原和可那らが順当に勝利を飾ったものの、櫻本絢子/髙畑祐紀子、米元小春/田中志穂はそれぞれ黒星を喫して初戦敗退(米元/田中は試合途中で棄権)。
このほか、男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士や、女子シングルスの山口茜、奥原希望など世界ランク上位選手らが白星を飾って2回戦に進出。混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗、権藤公平/栗原文音は、ともに0−2のストレート負けで初戦を勝ち上がることはできなかった。
日本選手の初日の結果、2日目の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(4月2日)
桃田賢斗②〔20−22、21−13、21−11〕1●ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)60分
西本拳太②〔18−21、21−13、23−21〕1●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)69分
▼1回戦(4月3日)
常山幹太 − チョン・ウェイフェイ(マレーシア)
【女子シングルス】
▼1回戦(4月2日)
奥原希望②〔21−15、21−16〕0●ミア・ブリックフェルト(デンマーク)37分
山口茜②〔21−16、21−17〕0●ソニア・チェア(マレーシア)39分
髙橋沙也加②〔13−21、21−16、21−12〕1●イップ・プイイン(香港)54分
▼1回戦(4月2日)
大堀彩 − プサルラ・V.シンドゥ(インド)
【男子ダブルス】
▼1回戦(4月2日)
園田啓悟/嘉村健士②〔21−17、21−18〕0●黄凱祥/王澤康(中国)36分
▼1回戦(4月3日)
遠藤大由/渡辺勇大 − 保木卓朗/小林優吾
井上拓斗/金子祐樹 − イワノフ/ソゾノフ(ロシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(4月2日)
髙橋礼華/松友美佐紀②〔16−21、21−17、21−15〕1●陳露/徐涯(中国)58分
米元小春/田中志穂●0〔1−4、キケン〕◯サプシリー/プティタ(タイ)
松本麻佑/永原和可那②〔21−19、21−11〕0●アワンダ/ベルナデット(インドネシア)28分
櫻本絢子/髙畑祐紀子●1〔21−15、11−21、21−23〕②李茵暉/杜玥(中国)
▼1回戦(4月3日)
福島由紀/廣田彩花 − バーチ/スミス(イングランド)
【混合ダブルス】
▼1回戦(4月2日)
渡辺勇大/東野有紗●0〔16−21、15−21〕②タンKM/ライPJ(マレーシア)37分
権藤公平/栗原文音●0〔13−21、19−21〕②チャンPS/ゴーLY(マレーシア)35分
▼1回戦(4月3日)
金子祐樹/松友美佐紀 − ニピポン/サビツリー(タイ)
保木卓朗/永原和可那 − デチャポル/サプシリー(タイ)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO