3月10日にが開催されたBWFワールドツアー・Super1000の全英OP(イングランド・バーミンガム)最終日は、各種目決勝戦が行なわれ、日本代表選手らが優勝をかけて争った。ここでは、日本選手のコメントを紹介しよう。
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桃田賢斗
(ビクター・アクセルセンに2−1で勝利)
「(世界ランキング1位で臨み)すごく重圧を感じたけど、たくさんの方が応援してくださって、苦しかったけど楽しくプレーすることができました。1ゲーム目はねばり強くラリーをして、相手が崩れてくれました。2ゲーム目もそのプランでいこうと思ったけど、消極的になってしまい、ファイナルゲームの出だしも守備に追われて引いてしまいました。
5月から五輪レースが始まりますが、その前哨戦で、みんなが勝ちたい大会で優勝できたのはすごく自信になります。でも、ここからが勝負。優勝できたのは自信になるけど、もっとレベルアップできるように頑張りたい。(アクセルセンは)ライバルだと思っているし、これから二人でもっともっと高め合っていきたいです」
渡辺勇大(左)/東野有紗
(鄭思維/黄雅瓊に0−2で敗戦)
渡辺「やはり強かったですね。僕らも悪い試合じゃなかったですけど。五輪レースが始まるし、しっかりと権利を勝ち取れるように反省を生かしたいです。(第1ゲームから第2ゲームへの修正は)相手がポイントをほしがって攻撃の形を作ろうとしていたところで、僕らがそれを感じて、詰めていった結果が序盤はよかったと思います」
東野「2ゲーム目の14-7で連続失点をしてしまった。ちょっと自分が焦ってしまい、くる球はわかっていたけど、どこに運ぶかで焦ってしまった。展開作りがちょっとダメでした。(今大会について)本当に楽しかった。決勝戦は負けましたけど、この会場で戦えるのは幸せなことだと思います。本当に楽しい1週間でした」
松本麻佑(右)/永原和可那
(陳清晨/賈一凡に1−2で敗戦)
松本「(第2ゲームの)18-14になったときに少し勝ち急いでしまいました。そこで攻めの展開を続けていければよかったけど、相手も開き直ってパワーで押しきられた。そこが敗因かなと思います。昨年(ベスト4)よりステップアップできたのはよい点ととらえられますが、最後に勝ちきれなかったのはまだまだ経験も足りないし、気持ちの面でも相手のほうが強かったのかなと思う。そこは今後の課題にしていきたいです」
永原「2ゲーム目の後半追いつかれて、負けてしまったのを引きずってファイナルに入ってしまった。そこが完全によくなかったです」
写真/BADMINTONPHOTO