3月8日に開催されたBWFワールドツアー・Super1000の全英OP(イングランド・バーミンガム)3日目は、各種目準々決勝が行なわれた。快進撃を続ける日本は、準々決勝でもその強さを発揮。5種目で準決勝進出を決めている。
2日目の結果はこちら
伝統と歴史のある全英OPで、日本選手が躍動している。各種目に優勝候補を揃える日本勢だが、男子シングルス、女子シングルス・ダブルスの3種目で2選手・2ペア以上が勝ち残るなど、“世界一”の実力を存分に発揮している。
そして、第1シードの福島由紀/廣田彩花は、ブルガリアのG・ストエワ/S・ストエワのパワーある攻撃に苦戦するも、ファイナルゲームは19オールから最後の最後で抜け出し、こちらも昨年の準優勝に近づく準決勝進出を果たしている。
前回の全英で優勝を遂げている混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は、インドネシアの新ペア・アーマド/カンドウを2−0のストレートで撃破。第1ゲームは24-22とデュースとなった勝負を制し、第2ゲームも21-19という接戦をモノにして3年連続ベスト4を決めている。
この結果、日本は5種目すべてで準決勝に進出。2016年は女子シングルスの奥原希望、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀のW優勝を飾った実績があるが、いまの日本の実力と勢いがあれば、全種目制覇も決して夢ではない。
準々決勝の結果、準決勝の対戦カードは以下の通り。
▼放送予定
バドミントン全英OP2019
CSテレ朝チャンネル2にて
2日目から決勝まで独占放送!
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【男子シングルス】
伍家朗(香港)②〔16−21、21−14、21−15〕1●トミー・スギアルト(インドネシア)68分
桃田賢斗②〔21−12、21−16〕0●スリカンス・キダムビ(インド)44分
石宇奇(中国)②〔21−14、21−7〕0●常山幹太37分
ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔23−21、21−18〕0●ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)43分
▼準決勝
桃田賢斗 − 伍家朗(香港)
石宇奇(中国) − ビクター・アクセルセン(デンマーク)
【女子シングルス】
戴資穎(台湾)②〔21−15、21−19〕0●サイナ・ネワール(インド)37分
山口茜②〔21−16、19−21、21−12〕1●何冰嬌(中国)65分
奥原希望②〔21−17、21−14〕0●李雪芮(中国)38分
成池鉉(韓国)②〔21−12、21−16〕0●陳雨菲(中国)37分
▼準決勝
山口茜 − 戴資穎(台湾)
奥原希望 − 陳雨菲(中国)
【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士②〔21−12、21−17〕0●韓呈愷/周昊東(中国)36分
アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔22−20、21−12〕0●ゴーVS/タンWK(マレーシア)39分
チア/ソーWY(マレーシア)②〔21−19、17−21、21−12〕1●張楠/劉成(中国)64分
セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔21−12、21−13〕0●ラムフス/ザイデル(ドイツ)27分
▼準決勝
園田啓悟/嘉村健士 − セティアワン/アッサン(インドネシア)
アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − チア/ソーWY(マレーシア)
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花②〔17−21、21−15、21−19〕1●G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)80分
米元小春/田中志穂②〔21−16、21−17〕0●プラディプタ/イスタラニ(インドネシア)48分
松本麻佑/永原和可那②〔21−17、17−21、21−18〕1●李汶妹/鄭雨(中国)79分
陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−19、21−17〕0●ポリイ/ラハユ(インドネシア)50分
▼準決勝
福島由紀/廣田彩花 − 陳清晨/賈一凡(中国)
松本麻佑/永原和可那 − 米元小春/田中志穂
【混合ダブルス】
渡辺勇大/東野有紗②〔24−22、21−19〕0●アーマド/カンドウ(インドネシア)46分
ゴーSH/ライSJ(マレーシア)②〔13−21、22−20、21−18〕1●王懿律/黄東萍(中国)64分
鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−16、21−12〕0●C・アドコック/G・アドコック(イングランド)35分
ジョルダン/オクタビアティ(インドネシア)②〔16−21、21−12、21−17〕1●デチャポル/サプシリー(タイ)59分
▼準決勝
渡辺勇大/東野有紗 − ゴーSH/ライSJ(マレーシア)
鄭思維/黄雅瓊(中国) − ジョルダン/オクタビアティ(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO