2月9日に開催された『JTB S/Jリーグ2018』は、熊本県熊本市で行なわれた。ここでは女子の結果を、ダイジェストでお伝えしよう。
【熊本大会・Jブロック】
昨年12月にリーグ2連勝を飾った再春館製薬所は、地元熊本で1勝2敗の山陰合同銀行を迎えた。再春館は第1ダブルスにエースの志田千陽/松山奈未(写真右)を起用すると、山陰合同銀行の久後あすみ/横山めぐみに対して第1ゲーム9本、第2ゲームも15本に封じて勝利。プレッシャーがかかる場面できっちり結果を残し、シングルスの絶対エースである山口茜につなげる。
その山口(写真)は、昨年の全日本総合4強に入った漆﨑真子と対戦。ねばり強さに定評がある漆﨑に対し、山口は第1ゲームを21-9で先制すると、続く第2ゲームも8本に抑え2−0で快勝。第2ダブルスは再春館の藤井瑞希/小野菜保が、合銀の横山恵里香/矢﨑月子に0−2で敗れたものの、チームは2−1で3勝目を手にした。
2月16日、17日に行なわれるTOP4(埼玉県さいたま市)に向けて、Jブロック首位通過をねらう再春館は、明日10日に1勝2敗の七十七銀行と激突する。
▼Jブロック(熊本県立総合体育館)
再春館製薬所(3勝)2−1山陰合同銀行(1勝3敗)
志田千陽/松山奈未②〔21−9、21−15〕0●久後あすみ/横山めぐみ
山口 茜②〔21−9、21−8〕0●漆﨑真子
藤井瑞希/小野菜保●0〔16−21、17−21〕②横山恵里香/矢﨑月子
◆Jブロック勝敗
再春館製薬所 (3勝0敗)
北都銀行 (2勝1敗)
七十七銀行(1勝2敗)
日立化成(1勝2敗)
山陰合同銀行 (1勝3敗)
※2月9日時点の成績
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/江見洋子