1月24日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアマスターズ(Super500/ジャカルタ)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
男子シングルスは桃田賢斗(写真)、西本拳太、常山幹太の3選手が2回戦に登場したものの、常山は前週に行なわれたマレーシアマスターズ(Super500)4強のビクター・アクセルセン(デンマーク)に0−2で敗戦。西本もスリカンス・キダムビ(インド)に11本、9本に封じられて2回戦敗退となった。同種目で唯一白星を手にした桃田は、デンマークのベテラン、H・K・ヴィテンフス(デンマーク)を接戦の末に下して、準々決勝進出を決めた。
3ペアが2回戦に勝ち上がった女子ダブルスは、髙橋礼華/松友美佐紀、松本麻佑/永原和可那の2ペアが準々決勝に進出。髙橋/松友はマレーシアペアに14本、13本で退けると、松本/永原は中国の若手選手を2−0のストレートで下している。男子ダブルスも園田啓悟/嘉村健士、遠藤大由/渡辺勇大の2組が白星をつかんでベスト8入り。
混合ダブルスでは、マレーシアマスターズ優勝の渡辺勇大/東野有紗(写真左)が、ドイツペアを下して順当に準々決勝へ。保木卓朗/永原もインドネシアペアとファイナルゲームにもつれた勝負をモノにして準々決勝に進んだ。女子シングルスは山口茜と髙橋沙也加の2選手が挑むも、山口はタイ選手に、髙橋沙は中国の陳雨菲(チェン・ユーフェイ)に敗れて2回戦で姿を消している。
日本選手の結果、準々決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
桃田賢斗②〔21−18、22−20〕0●H・K・S・ヴィテンフス(デンマーク)51分
常山幹太●0〔11−21、9−21〕②ビクター・アクセルセン(デンマーク)33分
西本拳太●0〔14−21、9−21〕②スリカンス・キダムビ(インド)30分
▼準々決勝(1月25日)
桃田賢斗 − アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)
スリカンス・キダムビ(インド) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
諶龍(中国) − ビクター・アクセルセン(デンマーク)
アンダース・アントンセン(デンマーク) − リー・ジジャ(マレーシア)
【女子シングルス】
髙橋沙也加●0〔11−21、11−21〕②陳雨菲(中国)28分
山口 茜●0〔18−21、12−21〕②ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)34分
▼準々決勝(1月25日)
ラチャノック・インタノン(タイ) − 陳雨菲(中国)
ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)− サイナ・ネワール(インド)
何冰嬌(中国) − 陳曉欣(中国)
キャロリーナ・マリーン(スペイン) − プサルラ・V.シンドゥ(インド)
【男子ダブルス】
遠藤大由/渡辺勇大②〔21−16、21−15〕0●キッティヌポン/デチャポル(タイ)36分
園田啓悟/嘉村健士②〔21−19、21−14〕0●催率圭/徐承宰(韓国)33分
▼準々決勝(1月25日)
園田啓悟/嘉村健士 − アストルップ/ラスムセン(デンマーク)
遠藤大由/渡辺勇大 − 韓呈愷/周昊東(中国)
李俊慧/劉雨辰(中国) − セティアワン/アッサン(インドネシア)
ギデオン/スカムルヨ(インドネシア) − アルディアント/アルフィアン(インドネシア)
【女子ダブルス】
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−14、21−13〕0●V・フー/ヤップ・CW(マレーシア)36分
米元小春/田中志穂●0〔17−21、17−21〕②金昭英/孔熙容(韓国)52分
松本麻佑/永原和可那②〔21−11、21−11〕0●劉玄炫/夏玉婷(中国)31分
▼準々決勝(1月25日)
松本麻佑/永原和可那 − 陳清晨/賈一凡(中国)
髙橋礼華/松友美佐紀 − 李茵暉/杜玥(中国)
ジョンコパン/ラウィンダ(タイ) − ポリイ/ラハユ(インドネシア)
鄭景銀/張藝娜(韓国) − 金昭英/孔熙容(韓国)
【混合ダブルス】
渡辺勇大/東野有紗②〔21−14、21−19〕0●ラムスフス/ハートリッチ(ドイツ)35分
保木卓朗/永原和可那②〔21−16、19−21、21−13〕1●リバルディ/メンタリ(インドネシア)64分
▼準々決勝(1月25日)
渡辺勇大/東野有紗 − 魯愷/陳露(中国)
保木卓朗/永原和可那 − アーマド/ナトシール(インドネシア)
チャンPS/ゴーLY(マレーシア) − エリス/スミス(イングランド)
鄭思維/黄雅瓊(中国) − ゴーSH/ライSJ(マレーシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO