1月22日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。1月15日〜20日まで行なわれたマレーシアマスターズ(Super500)の結果が反映され、各種目の順位にも変動があった。ここでは男女シングルスの順位を紹介しよう。
【男子シングルス】
前週のマレーシアマスターズでは初戦敗退となった桃田賢斗(写真)が、10万ポイント超えで1位をキープ。2位の石宇奇(シー・ユーチー/中国)、3位の周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)を大きく引き離して、男子シングルスの頂点に君臨している。
これに続くのが、前週のマレーシアマスターズ決勝で戦った4位の孫完虎(ソン・ワンホ/韓国)と5位の諶龍(チェンロン/中国)。優勝した孫完虎が諶龍を154ポイント上回り、順位が逆転した。
日本勢は、9位につけていた西本拳太が1ランクダウンの10位。常山幹太(17位)、坂井一将(32位)は、それぞれ順位を守っている。A代表を追いかけるB代表も年明けから躍動している。昨年のインカレ王者・古賀穂が20ランクアップの113位、下農走が17ランクアップの122位、大林拓真が26ランクアップの159位と一気に順位を上げている。
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【女子シングルス】
戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)、奥原希望(写真)、プサルラ・V.シンドゥ(インド)の1〜3位は変わらず。ここに、マレーシアマスターズ準優勝のキャロリーナ・マリーン(スペイン)が、2ランクアップの4位に食い込んできた。2位の奥原から6位の山口茜までのポイント差はわずか。順位の変動から目が離せない。
奥原、山口に続く日本勢は、髙橋沙也加(12位)、大堀彩(17位)のA代表が、まずは順位を守り、ここから上をうかがう。また、B代表の髙橋明日香が6ランクアップの78位。初の代表入りを果たした漆﨑真子はスウェーデンOP優勝のポイントを加算して27ランクアップの128位と、年明けから大きく順位を上げている。
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文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO