1月16日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアマスターズ(Super500/クアラルンプール)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。
日本は男子ダブルスに出場した4ペアが勝利。保木卓朗(写真左)/小林優吾はベテランのボー/モーゲンセン(デンマーク)、遠藤大由/渡辺勇大は催率圭/徐承宰(韓国)を下すなどして、2回戦へと勝ち上がった。女子ダブルスは5ペア中、4ペアが白星をつかむ。世界ランク1位の福島由紀/廣田彩花や、昨年末のWTファイナルズ王者・髙橋礼華/松友美佐紀などは2−0のストレートで勝利を飾ったが、米元小春/田中志穂が黒星を喫して1回戦敗退となった。
シングルス陣は苦しいスタートとなった。男子シングルスは、坂井一将がビクター・アクセルセン(デンマーク)に、常山幹太がH・K・ヴィテンフス(デンマーク)に敗れて初戦を勝ち上がれず。桃田賢斗と西本拳太の日本人対決は、西本がファイナル勝負22-20で制して、唯一2回戦に進んでいる。女子シングルスは奥原希望と髙橋沙也加の日本対決を奥原が制し、大堀彩も韓国選手を下して2回戦に進出した。山口茜はマレーシアのゴー・ジンウェイに0−2で敗戦となり、1回戦で姿を消している。
日本選手の結果、17日の試合予定は以下の通り。
【男子シングルス】
西本拳太②〔21−15、14−21、22−20〕1●桃田賢斗74分
坂井一将●0〔16−21、5−21〕②ビクター・アクセルセン(デンマーク)33分
常山幹太●0〔13−21、9−21〕②H・K・S・ヴィテンフス(デンマーク)30分
▼2回戦(1月17日)
西本拳太 − リー・ジジャ(マレーシア)
【女子シングルス】
山口茜●0〔14−21、12−21〕②ゴー・ジンウェイ(マレーシア)32分
奥原希望②〔21−15、21−13〕0●髙橋沙也加35分
大堀彩②〔21−16、21−19〕0●キム・ガウン(韓国)43分
▼2回戦(1月17日)
奥原希望 − 大堀彩
【男子ダブルス】
井上拓斗/金子祐樹②〔21−19、21−16〕0●コールディング/ノール(デンマーク)37分
遠藤大由/渡辺勇大②〔21−18、21−17〕0●催率圭/徐承宰(韓国)45分
保木卓朗/小林優吾②〔21−15、21−14〕0●ボー/モーゲンセン(デンマーク)38分
園田啓悟/嘉村健士②〔21−14、21−18〕0●盧敬堯/楊博涵(台湾)35分
▼2回戦(1月17日)
井上拓斗/金子祐樹 − アリャ・パンカリャニラ/サントソ(インドネシア)
遠藤大由/渡辺勇大 − アングリアワン/ハルディアント(インドネシア)
園田啓悟/嘉村健士 − 保木卓朗/小林優吾
【女子ダブルス】
福島由紀/廣田彩花②〔21−7、21−11〕0●ボロトワ/デフレトワ(ロシア)29分
松本麻佑/永原和可那②〔21−17、21−17〕0●スミス/バーチ(イングランド)36分
櫻本絢子/髙畑祐紀子②〔21−8、21−14〕0●チョウMK/リーMY(マレーシア)42分
米元小春/田中志穂●1〔13−21、21−19、11−21〕②イスタラニ/プラディプタ(インドネシア)63分
髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−10、21−9〕0●チェオンACY/リムCS(マレーシア)29分
▼2回戦(1月17日)
福島由紀/廣田彩花 − 金昭英/孔熙容(韓国)
松本麻佑/永原和可那 − デリュー/パレルモ(フランス)
髙橋礼華/松友美佐紀 − ピキ/ザイネン(オランダ)
櫻本絢子/髙畑祐紀子 − ハリス/プラディプタ(インドネシア)
【混合ダブルス】
▼2回戦(1月17日)
渡辺勇大/東野有紗 − ラーン/ピーフ(イングランド)
保木卓朗/永原和可那 − ゴーSH/ライSJ(マレーシア)
金子祐樹/松友美佐紀 − 徐承宰/蔡侑玎(韓国)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO