ヨネックスと韓国代表は、1982年から2009年まで契約を結んでおり、10年ぶりに同社の用具を使用することになる。契約内容には、ラケット、ウエア、バッグ、シューズ、シャトルなどを提供するほか、韓国協会と協力してジュニア選手の支援や、さまざまな普及・発展活動も行なっていく予定だ。契約年数は複数年としている。
韓国は2016年リオ五輪以降、代表を支えた男子ダブルスの柳延星(ユー・ヨンソン)/李龍大(イ・ヨンデ)や金基正(キム・キジュン)/金沙朗(キム・サラン)、女子シングルスの裵延姝(べ・ヨンジュ)などといったトップ選手が離れ、若手を中心に国際舞台に参戦していた。2017年には男女混合対抗戦のスディルマン杯(オーストラリア)で優勝を果たしているが、個人戦では各種目で低迷が続いている。世代交代に苦しむ韓国チームは、昨年末に代表監督など指導陣を入れ替えて2019年に臨んでいるが、今年はヨネックスという心強いパートナーも得て、東京五輪出場に向けた五輪レースに挑むことになる。
韓国バドミントン協会 パク・ギヒョン会長
「ヨネックスが韓国バドミントンの可能性を信じて再び後援していただくことに感謝します。相互協力を通じて韓国代表チームの競技力向上に尽力していきたいと思います」
ヨネックス株式会社・林田草樹代表取締役社長
「バドミントン大国である韓国の代表チームとの契約を大変喜ばしく思います。韓国でのバドミントンの普及と発展の活動へのサポートも含め、弊社として最大の支援をしてまいります」
文/バドミントン・マガジン編集部(ニュースリリースを基に作成)
写真/ヨネックス