ミズノ株式会社は、2019年1月1日より、世界選手権男子ダブルス優勝(2013、15年)や、アジア大会優勝(14年)などの実績を持つヘンドラ・セティアワン/モハマド・アッサン(インドネシア)と、ブランドアンバサダー契約を締結したことを発表した。
2012年から本格的にペアを組み始めた二人は、世界選手権、アジア大会などのビッグタイトルのほかにも、当時のスーパーシリーズ(現ワールドツアー)で多くの優勝実績を誇る。ペアとしての集大成で臨んだ2016年リオ五輪では、予選リーグで日本の早川賢一/遠藤大由に敗れるなどして、決勝トーナメント進出を逃していた。その後、数大会に出場したものの、インドネシア協会の意向もあり二人はペアを解消している。
翌17年、アッサンは若手のリアン・アグン・サプトロとのペアで世界選手権準優勝の結果を残した。一方、インドネシア代表から離れたセティアワンは、マレーシアのタン・ブンヒョンとタッグを組み、国際大会を転戦。SSオーストラリアOPで準優勝を飾ったが、その後はとくに目立った成績は残せずにいた。
2018年から再びペアを結成させた二人は、7月のシンガポールOP(Super500)で久々の優勝を果たし、その後の大会でも上位に進出。ともに30歳を超えてもなお、世界の第一線で強豪ペアと熱戦を繰り広げている。
今回の契約により、セティアワン/アッサンは同社のラケット・シューズなどを使用。製品に関する改良や開発のアドバイスのほかに、宣伝・広報活動にも協力していく。二人のコメントは以下の通り。
セティアワン 「私たちは再び世界のトップに立つことを目標に、しっかりしたモノづくりがあり、オフコートでのサポートも十分に行なうことができるミズノを最強のパートナーとして選びました」
アッサン「テストしたラケットはシャトルコックが勢いよく飛び出し、バドミントンシューズもフィット感が優れ、私のプレーを一段階上のレベルに高めることができることを確信しました。再び世界の頂点に立つために、最高のギアでサポートしてもらえることをとてもうれしく思っています」
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文/バドミントン・マガジン編集部(リリースを基に作成)