12月24日に開幕した第27回全国小学生選手権は28日、東京都のエスフォルタアリーナ八王子で個人戦が実施された。4・5・6年生以下男女シングルス・ダブルスの準々決勝から決勝が行なわれ、各種目でチャンピオンが誕生した。
ここでは、5年生以下の女子シングルス・ダブルスの優勝者コメントと上位結果を紹介しよう。
【5年生以下・女子シングルス】
★Vコメント
東谷悠妃(忠和クラブ・北北海道)
「決勝では、2ゲーム目取られたあとも弱気にならず、3ゲーム目を取れば大丈夫と思って落ち着いてできました。最後は真ん中をねらっていったら勝てたので、うれしかったです。得意なショットは、ギリギリのコースをねらってスマッシュやカットを打てること。もっと強くなって、将来はオリンピックに出たいです」
■結果(28日)
▼準々決勝
阿部果凛(志木ジュニア・埼玉) 2-0 山本優愛(西尾ジュニア・愛知)
山口栞菜(大徳ジュニア・石川) 2-1 小山涼風(宇都宮中央Jr・栃木)
山田桧菜乃(岡垣ジュニア・福岡) 2-0 神尾朱理(小平ジュニア・東京)
東谷悠妃(忠和クラブ・北北海道) 2-1 白川菜結(大森ジュニア・千葉)
▼準決勝
阿部果凛 2-0 山口栞菜
東谷悠妃 2-0 山田桧菜乃
▼決勝
東谷悠妃②〔21−13、20−22、21−19〕1●阿部果凛
【5年生以下・女子ダブルス】
★Vコメント
戸上凜(右)/石井空(PEACEジュニア・岡山)
戸上「去年は3番で悔しい思いをしたので、今年は優勝できてすごくうれしいです。我慢強さとか、焦らず冷静にできるように、たくさん練習してきました。来年も油断をせずに、しっかり我慢して優勝できるように頑張りたいです」
石井「自分たちがいい体勢で打てるようにうまく持っていけて、いろんなショットを打てたりできました。来年はもっとレベルが上がると思うので、もう少しレシーブを落としたり、ハーフに落としたりして、自分たちが攻撃できるようにしていきたいです」
■結果(28日)
▼準々決勝
伊藤菜央加/岡本芽(師勝ジュニア・愛知) 2-0 白石もか/徳光陽花(アトムズ・島根)
生井穂乃果/草間結(西豊田・茨城) 2-0 澤村実玖/浦上蒼彩(野々市ジュニア・石川)
榮代結子/本田乙葉(美川湊ジュニア・石川) 2-1 関野妃奈/大津妃奈乃(札幌BEANS・南北海道)
戸上凜/石井空(PEACEジュニア・岡山) 2-0 八嶋未來/森沙和子(久喜ABC・埼玉)
▼準決勝
生井穂乃果/草間結 2-0 伊藤菜央加/岡本芽
戸上凜/石井空 2-1 榮代結子/本田乙葉
▼決勝
戸上凜/石井空 ②〔21−6、21−12〕0●生井穂乃果/草間結
★全国小学生選手権の熱戦の模様は、1月22日(火)発売予定の『バドミントン・マガジン』2月号でも紹介します!
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原 淳