12月22日に国内最高峰リーグ『JTB S/Jリーグ2018』の京都大会、仙台大会が行なわれた。ここでは2大会の男子ダイジェストを紹介しよう。
【京都大会】
開幕節となった高岡大会(12月8・9日)でともに白星発進を飾ったNTT東日本と三菱自動車京都。地元で2連勝をねらった三菱自動車京都だったが、その前にV候補の一角であるNTT東日本が立ちはだかる。
第1ダブルスは全日本総合ベスト8の古賀輝(写真右)/齋藤太一が、三菱自動車京都の林谷理貴/内田裕太郎を2−0で下すと、続くシングルスに起用されたインカレ王者で内定選手の古賀穂(早稲田大)が、常塚光を11本、14本のストレートに抑えて勝利。第2ダブルスはNTT東日本の星野翔平/西川裕次郎が、疋田聖也/西谷春樹とのファイナル勝負を制し、NTT東日本が3−0でリーグ2勝目を手にした。
▼Jブロック(島津アリーナ京都)
NTT東日本(2勝)3−0三菱自動車京都(1勝1敗)
古賀輝/齋藤太一②〔21−15、21−8〕0●林谷理貴/内田裕太郎
古賀穂②〔21−11、21−14〕0●常塚光
星野翔平/西川裕次郎②〔21−23、21−12、22−20〕1●疋田聖也/西谷春樹
【仙台大会】
開幕節・高岡大会では、ともに1敗を喫している東北マークスと金沢学院クラブ。S/Jリーグ復帰の年に地元宮城で勝利をつかみたい東北マークスは、第1ダブルスに鈴木太裕と内定選手の三浦光將のペアを起用。金沢学院クラブは先週のWTファイナルズにも出場している蘇敬恒(スー・チンヘン)と内定選手の中田政秀(中央大)で先制をねらったが、この勝負を制したのは鈴木/三浦。1−1となった後のファイナルゲームは20オールの接戦となり、最後に振り切った鈴木/三浦が白星を手にした。
シングルスは東北マークスの菊地裕太が、渡邊黎を第1ゲーム23-21で制すると、続く第2ゲームも12本に抑えて勝利。第2ダブルスは金沢学院クラブの荒井大輝/川原祥人に敗れたものの、東北マークスが2−1で金沢学院クラブに勝利。S/Jリーグ今季初白星を手にした。
▼Jブロック(ゼビオアリーナ仙台)
鈴木大裕/三浦光將②〔21−18、19−21、24−22〕1●蘇敬恒/中田政秀
菊地裕太②〔23−21、21−12〕0●渡邊黎
伊佐勇希/佐伯健人●1〔16−21、21−12、15−21〕②荒井大輝/川原祥人
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/江見洋子