バドミントン界のビッグスターたちによる夢のイベント「レジェンド・ビジョン」が、12月1日に韓国・仁川で開催された。
世界のバドミントンを大いに盛り上げてきた選手らが、バドミントンの世界的な普及、また“メジャースポーツにしたい”という願いから始まったこのイベント。“レジェンド”として世界中のファンから愛されているピーター・ゲード(デンマーク)、タウフィック・ヒダヤット(インドネシア)、林丹(中国)、李龍大(韓国)らが集結し、会場につめかけた3000人を超えるファン、20社以上のメディアの前で地元韓国選手や、次世代のジュニア選手らとのエキシビション・マッチを行なった。
会場がもっとも盛り上がったのは、4人のレジェンドと柳延星(ユー・ヨンソン)、金基正(キム・キジュン)、河泰權(ハ・テコン)ら韓国のレジェンド選手で結成された「コリアチーム」との対戦だ。試合は僅差でレジェンドビジョンチームが勝利を飾ったが、多くの五輪メダリストや元世界王者たちがコートで繰り出さす華麗な技や迫力あるプレーに、観客の目は釘付けとなった。イベントの参加者からは、「レジェンドたちのスーパープレーを目の前で見ることができて興奮した」「技術面はもちろんだけど、ピーターのような人になりたい」など、レジェンドたちとの交流や目前で見た試合などをから、多くのジュニアたちが感激を受けていた。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真提供/ヨネックス