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【WTF決勝戦】遠藤&渡辺は世界王者ペアに敗れて準優勝<男子ダブルス>

12月16日に開催されたバドミントンの年間王者を決めるBWFワールドツアーファイナルズ(中国・広州)最終日は、各種目の決勝戦が行なわれた。5種目に計10名が参戦している日本勢は、混合ダブルスを除く4種目で決勝に進出している。ここでは、男子ダブルスの熱戦をレポートしよう。

決勝トーナメント・準決勝

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WTファイナルズのラストマッチとなった男子ダブルスの決勝は、今年の世界選手権優勝の長身ペア李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン/中国)に、ペアとして初出場ながら決勝まで駒を進めた遠藤大由(左)/渡辺勇大が挑んだ。どちらが勝ってもWTファイナルズ初優勝となる。

第1ゲームは、遠藤/渡辺が先手を取って13-9までリード。相手の鋭い攻撃を、持ち前のフットワークでカバー。さらにはスピード感のあるラリーを展開して得点を奪った。しかし、徐々に長身ペアの攻撃力に押され始めると、ゲーム後半は相手の連続攻撃を抑えきれずに失点。14オールから点差を一気に広げられ、15-21で遠藤/渡辺が落とした。

第2ゲームも機動力で中国ペアの攻撃に応戦したが、主導権をなかなかつかめない。遠藤/渡辺のスマッシュは低いレシーブで返球され、攻撃のリズムが作れないまま7−9。さらにここからペースを上げる李俊慧/劉雨辰。遠藤/渡辺がその攻勢止められず、最後は李俊慧に強打を決められて11-21。中国ペアが地元で初優勝を飾り、遠藤/渡辺は準優勝で大会を終えた。

▼決勝トーナメント・決勝戦

李俊慧/劉雨辰(中国)②〔21−15、21−11〕0●遠藤大由/渡辺勇大45分

予選リーグ:第1戦

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取材・文/平野貴也

写真/BADMINTONPHOTO

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