12月15日に開催されたBWFワールドツアーファイナルズ(中国・広州)4日目は、各種目決勝トーナメント・準決勝が行なわれた。ここでは熱戦を繰り広げた選手たちのコメントを紹介しよう。
髙橋礼華/松友美佐紀
李茵暉/杜玥(中国)が途中棄権となり髙橋/松友が勝利
高橋「先に試合をした松本/永原ペアがグループリーグで勝った相手に負けていて、嫌な流れがきているという感じがしていました。コートに入っても、中国ペアはグループリーグとは違ったプレースタイルできたので、慣れるのに少し時間がかかったと思います。でも、男子ダブルスの遠藤/渡辺ペアが、5-11から盛り返して勝ったのを見ていたので、自分たちもできるはずと思って、気持ちを切り替えました。相手は前に入ってくるのが得意。後ろに返してもレシーブはできていたので、ロングサービスも使って、前で捕まえられないようにしました。
決勝の相手(李紹希/申昇瓚[韓国])は、予選リーグと違ってガツガツしていたので、パワーに負けないようにしたいです。日本人対決ができればすごいことだとは思っていましたが、久々に日本人対決ではない決勝戦。日本人同士のときは、コーチ陣と一緒に喜べないので、勝ってコーチたちと『今年はよかった』と喜び合いたいです。
松友「以前、中国ペアにリーグ戦で勝って、準決勝で負けたことがあります。中国は勝つためにいろいろな方法をやってくるということは、頭の中にありました。最初は相手のペースになりましたが、少しずつ自分たちのペースもつかめてきたので、競った展開で勝てたことは、成長かなと思います。中国と戦ったり、次が韓国だったり、いろいろな雰囲気が出てきたなと感じています。試合をしていても楽しかったです。昨年は出られなかった大会ですし、今年は最終日まで試合ができるので、自分たちのプレーを出して、楽しんでできたらと思います」
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取材・構成/平野貴也
写真/BADMINTONPHOTO