12月14日、東京都内でヨネックス株式会社の社長賞授与式が行なわれた。同社では毎年、その活動・活躍によって多大な貢献を果たした社員や契約選手などに対して「社長賞」を、また、とくに活躍が著しかった同社用具使用選手に対して、「特別賞」を授与している。
バドミントンからは今年、日本人男子初となる世界選手権での優勝を果たし、世界ランキングでも1位に上りつめた桃田賢斗と、女子ダブルスにおいて2月のスイスOP優勝を皮切りに、国際大会9大会で優勝7回、準優勝2回と活躍した、同社社員である櫻本絢子/髙畑祐紀子に特別賞が授与された。
式には櫻本、髙畑が出席し、喜びの言葉を述べた。また現在、ワールドツアーファイナル参戦中の桃田はビデオレターでのコメントが披露された。3選手のコメントは以下の通り。
櫻本「賞をいただくことができたのも、皆さまの日ごろのサポートのおかげです。7月に開催されたヨネックス秋田マスターズでは、優勝盾を社長からいただき、とてもうれしく、心に残る大会になりました。来年もさらに上の大会で優勝できるように頑張ります」
髙畑「皆様のサポートのおかげで、このような賞をいただくことができました。今年一年は、さまざまな国際大会に出場し、自分自身、成長できる年となりました。来年は、オリンピックレースが始まり、今年以上に厳しい戦いが数多くあると思いますが、二人で力を合わせて頑張ります」
桃田「特別賞をいただき、ありがとうございます。世界選手権から(ヨネックスのラケット)『アストロクス99』を使い、数多くのタイトルを獲得することができました。来年も今年以上に活躍できるように頑張ります」
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/ヨネックス株式会社