12月13日に開催されたBWFワールドツアーファイナルズ(中国・広州)2日目は、各種目予選リーグ第2戦が行なわれた。ここでは熱戦を繰り広げた選手たちのコメントを紹介しよう。
初日ダイジェスト(12日)
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奥原希望
ラチャノック・インタノン(タイ)に2−1で勝利
「第1ゲームは、シャトルが飛ばない環境で重いクリアーを打たれてやりづらかったです。強い球を打ち返すイメージがまったく通用しなくて戸惑いました。でも、3年前に優勝したときは、自分から仕掛けることができない中でも勝ったので、そのイメージを思い返して、オールディフェンスクリアーでいこうと開き直って高い球を出したら、相手のスピードが落ちたので、守備をしながらの仕掛けやスピードの変化といったプレーを見せられました。久々に、自分らしい泥くさい試合をしたと思います」
山口茜
ベイウェン・ツァン(アメリカ)に2-0で勝利
「直近の対戦では私が負けていますし、いつも競る試合になる印象が多かったのですが、今日は相手のミスが多く、想像していたより簡単に点を取っていくことができました。ただ、その中でも気を緩めずに1点、1点取っていけましたし、リスクを負わずにやっていけたのは良かったと思います。明日対戦する戴資穎選手(タイ・ツーイン/台湾・1位)は、スピードも技術もありますが、スピードで圧倒されないようにして、いい勝負ができるように頑張りたいと思います」
髙橋礼華(右)/松友美佐紀
李茵暉/杜玥(中国)に2-0で勝利
髙橋「ジャパンオープンで対戦したときも1ゲーム目を取って、2ゲーム目でああいう展開で(追い上げられて)デュースになってしまったのですが、あのときは1点を欲しがり過ぎてしまったので、今回は、しっかりとレシーブやクリアーで後ろを使ってチャンスを待ちました。このグループで、ストレートでの2連勝は、自分もちょっとビックリしています」
松友「私は、少し攻め急いでしまったところがあったので、そこは反省点です。ただ、自分たちが攻める形を作れていたので、全体的には、まあまあよかったかなと思います」
取材・構成/平野貴也
写真/BADMINTON PHOTO