12月8日に開幕した、バドミントン国内最高峰の団体リーグ戦「JTB バドミントンS/Jリーグ」。今季からS/Jリーグは男女ともに2チームが増えて各10チームとなり、2つのブロックに分かれてリーグ戦を争う。Sブロック、Jブロックの上位チーム2チームが順位決定戦である「TOP4」に進出、S/Jリーグ王者を決定する。また、3位以下のチームによる順位決定戦も実施され、最下位チームは11月に行なわれたS/JリーグⅡの優勝チーム(男子:東海興業、女子:広島ガス)と入替戦に臨むことになる。
開幕節となった高岡大会(富山県・高岡市民体育館)は、土日の2日間にわたって行なわれた。2日目に行なわれた女子Jブロックの試合をレポートする。
北都銀行・佐々木翔監督
「初日(前日)は、実業団選手権で敗れている相手にリベンジしようと、あえてそのときのオーダーで米元/田中を、負けている久後/横山にぶつけました。川上沙恵奈は、昨日は精彩がなく、起用についてスタッフで話し合ったんですが、エースとして奮起を促すために今日も使いました。腰の痛みなどから結果が出ず、つらい立場だったとしても、被害妄想的なことをいってはしょうがありません。条件はみな同じですから。ただ、今日の勝ちで吹っきれたのでは。リーグ戦は4試合になり、1試合1試合の重みが増しています。2日目も勝利したので、このまま調子を維持していきたいですね」
▼Jブロック試合結果
北都銀行(2勝) 3-0 七十七銀行(1敗)
永原和可那/松本麻佑②〔21−16、24−22〕0●河崎綾佳/嶺井優希
川上紗恵奈 ②〔21−11、21−17〕0●杉野文保
米元小春/田中志穂②〔21−17、21−18〕0●木戸よし美/小見山彩
取材・文/吉井信行、楊順行(コメント)
写真/江見洋子、菅原淳